コマツ重機の鍵をなくしたトラブル
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
ここのところ時期的なのが関係しているのか問い合わせ数がかなり増えました。しかし相変わらず成約率が悪すぎるのなんのって💦
直近だとホームページからのお問い合わせ10件に対して成約は1件!成約率10%という脅威の低さ(TT)
大手系は別として、トラブル救急メインの鍵屋さんの成約率ってどんなもんなんでしょ?タイミングもあるとは思いますが弊社が悪すぎるのか…
そんな成約率の低い弊社ですが、昔から重機関係は成約率が非常に高い!今回はコマツ重機でお電話頂きました。
場所は○○市になるのですが、これから出張して新しい鍵を作製してもらうといくら掛かりますか?
別途出張費が掛かるエリアのため、費用は総額¥33,000円(税込)です。また今すぐ高速で向かっても2時間強は掛かります。
簡単に上記の流れからご成約頂きました。ありがとうございます(^^)
そんな今回のコマツ重機がこちら。
よく見る油圧ショベル・ユンボです!2ヶ月ほど前のトヨタ製フォークリフトは鍵穴が覗けない位置に付いていましたが、今回は問題なく覗けます👍
鍵穴は合計3ヶ所
作業前にまずは鍵穴の場所を確認。重機関係は複数箇所に鍵穴(シリンダー)が付いてることが多く、1ヶ所が回ってもその他は回らないってことも多いですから💦
で、確認したところ今回のコマツ製ユンボの鍵穴は合計3ヶ所。イグニッション・給油口のあるボックス・バッテリーが入ってるボックスです。
1本の鍵で3ヶ所使えるとのことでしたが、鍵穴を覗くとイグニッションは5ピンシリンダーでその他は3枚ディスクシリンダー。
型番違うやんと思いましたがこれはそういう仕様。3ヶ所とも回せるよう頑張りましょう!
ブランクキー作製が難しい
まずは鍵を削る前の土台となるブランクキー探しを行ったのですが、弊社のブランクキー全てを試したものの1本も挿さらない💦
重機関係はこれが意外と大変。挿さるブランクキーがあればデータを取って削ってと鍵作製に入れますが、1本も挿さらない場合は挿さるブランクキーを加工して作るところからになります。
この現場が終わった後に今回のブランクキーは取り寄せして在庫するようにしましたが、お伺いした時は在庫がなかったため【M406番】を使用。
ショルダーを伸ばし、先端を削り落とし、縦彫マシンで溝を作ります。
これで一旦挿さるようにはなるのですが、イグニッションがショルダー合わせに対してその他が先端合わせ。ピッチが揃うように加工するのがまあ大変で、完璧なブランクキーを0から作製するのに1時間半ほど要しました💦💦
データを取って鍵作製
綺麗に挿さるブランクキーが完成したらようやくスタートラインに立てます。鍵穴内部をスコープで覗いてデータを読み、読み取ったデータ通りにブランクキーを削って作製していきます☝
ちなみに今回のコマツ重機はイグニッションだけ2ピン多く入っていたため、イグニッションからデータを取りました。
作製したら回るかチェック!
●イグニッションの確認
イモビライザー(盗難防止システム)は搭載されていないため、鍵が回り問題なくエンジン始動してます♪
●その他の鍵穴も確認
給油口やバッテリー用の鍵穴も問題なく回ってます♪
最後にお客様にも3ヶ所全ての動きをチェックして頂き、問題なければこれで作業完了ですm(_ _)m
費用・作業時間・出張エリア
●費用
今回のコマツ製を含め、重機関係の鍵を全紛失した際の鍵作製に掛かる費用は総額¥2万円〜¥3万円+税
●作業時間
作業時間は30分〜1時間あれば90%以上は鍵を作れますが、今回のように鍵穴が複数箇所ありブランクキーが特殊な場合は1時間を超える場合も御座います。
今回は合計2時間掛かりました。
●出張対応エリア
基本的な出張エリアは千葉県|茨城県|埼玉県の一部ですが、重機の鍵に対応していない鍵屋さんも多いことから別途出張費を頂戴できるのであればその他近郊も対応させて頂きます。
※出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせ下さい。
今回のコマツ製PC30MR(油圧ショベル・ユンボ)はもちろん、重機系の鍵を紛失してお困りの方は経験豊富な鍵屋KOロック「ケーオーロック」にお任せください!
イモビライザーさえ搭載されていなければ、メーカー問わず何でも作製可能ですm(_ _)m