こんにちは、鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
ホームページの順位が上がらず相変わらず落ち着いている日々が続いておりますが、それでもちょこちょこ同業者様やロードサービス業者様からの紹介案件のお陰で何とかやっております。
紹介して下さった方々は本当にありがとうございます🙇
コベルコ製の重機の鍵を全てなくした依頼
さて今回は、【コベルコ重機(油圧ショベルべース)】の鍵を全て紛失したとご依頼頂き、新しい鍵の作製に出張してきましたのでその紹介です。
実際に作業してきた重機がこちら。
重機だけに目が行きがちですが、後ろの切り株の数がすごいのなんのって。元々は林だった場所を、重機でここまで作業したそうです!
しかしそんな作業の途中で、重機を動かすために必要な鍵を誤って紛失。
メーカーだと新品交換?
お客様は鍵を失くしたことに気付いた当初メーカーに電話したそうなのですが、新品シリンダーへの交換が必要のため¥4万円〜¥5万円の費用を告げられたそうです。納期は聞くの忘れました💦
費用もそうですが日数が経過すると仕事がストップしてしまうため、お客様は他に方法がないか調べ鍵屋の存在を知って頂きました。
ちなみに重機の場合、全ての鍵屋さんが対応している訳ではありません。今回のお客様も弊社の前に数社電話したそうなのですが、【コベルコ重機】と伝えたらどこも断られてしまったと仰っていました💦
うちは通常案件の仕事をなかなか取れないため、こういった変わった作業に力を入れております👍
鍵穴は座席の隣り
今回のコベルコ重機の鍵穴(シリンダー)は、座席に座った時の右手側にありました。
重機の場合、稀に鍵穴を覗くことができない位置に付いていることがあるためこれだけで安心。今回の位置ならちょいと体を捻ればいけます!
●シャッターの裏に鍵穴
これも重機あるあるですが、シャッターをスライドさせると鍵穴(シリンダー)が出現しました。重機は主に山などで作業する建設機械のため、土埃などの汚れが入るのを防ぐ防塵用なのかなと思います。
※写真をクリックで大きく表示できます。
新しい鍵を作製するまでの流れ
鍵が1本もない状態から、弊社がどのようにして新しい鍵を作製するかを簡単に説明します。
使用するブランクキーを選ぶ
一般的な車であれば車種と年式からブランクキーを特定できますが、重機に至っては資料も事前情報もないため、まずはどのブランクキーを使用するか地道に選びます。
※ブランクキーとは削る前の元になる鍵のことです。
で、何本か試してしっくりきたのが安定のホンダバイクのブランクキー。ホンダバイク大好き鍵屋です👍
後は段差を読み取って作製やー!と思いましたが、ピン数を数えると今回のコベルコ重機は6ピンタイプ。
ホンダバイクのブランクキーだと僅かに長さが足りないため、ショルダー(ストッパー)部分を少し削って延長しました。
データを読み取りキー作製
ブランクキーを選び加工したら、実際に鍵穴(シリンダー)を覗いて必要なデータを読み取ります。
合鍵/スペアキーを作製する際はマスターキーをなぞって削るためデータ不要ですが、全ての鍵を紛失した際は現場でデータを取得します。
覗けない位置に鍵穴があると【インプレッション】という特殊な技術が必要になりますが、今回は普通に覗けたためサクッとデータ収集!
そんでもってデータ通りにブランクキーを削ればあっという間に新しい鍵の完成です!
引っ掛かることなくスカスカ回り、エンジン始動も確認したら任務完了👍
費用・作業時間・対応エリア
今回のコベルコに限らず、重機のキー作製に掛かる費用や時間は以下の通りです。
- 費用:総額¥2万円〜¥3万円+税
- 作業時間:平均30分〜1時間
- 出張エリア:千葉県・茨城県・埼玉県の一部
※出張エリアや夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせ願います。
イモビライザーが非搭載ならメーカー問わず対応可能
重機はコベルコ以外のコマツ・日立・ヤンマー・トヨタ・日産などそれなりに作業実績がありますので、鍵をなくしてお困りの方はお気軽に鍵屋KOロック「ケーオーロック」までお問い合わせくださいm(_ _)m
盗難防止用のIDチップ「イモビライザー」が搭載されていない重機であれば、メーカー問わず多分なんでも作成できます!