こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
先日、同業者様からの紹介で久々に業務用金庫(コクヨ製)のダイヤル解錠に行ってきました。ダイヤルの型番は100万変換ダイヤル。
で!以前秘密道具として導入した【聴診器】を初めて現場で使ったのですが、なんか思ってたんと違いました💦
しかし、周りの音が遮断されるため集中力アップ!更に見ているお客様がやっぱあれ使うんだねと少しざわつきます!!
結果的に3時間近く掛かってしまいましたが、無事に手探りで開きました。ご紹介ありがとうございます🙇
新型シエンタのスマートキーを失くしたトラブル
さて今回は、またまた同業者様からご紹介頂いた、現行モデルの【トヨタ シエンタ】のスマートキー紛失作成についてです✍
そう!最近またご紹介頂くことが増えてきました!皆様ありがとうございます🙇
実際に作業してきた車両がこちら。
- メーカー:トヨタ
- 車種:シエンタ
- 型式:3代目の「MXPL1#G/MXPC10G型」
- 年式:令和4(2022)年8月から生産販売
- 鍵穴:内溝キー/ウェーブキー
- イモビライザーの有無:あり
- エンジン始動方法:プッシュスタート式のスマートキータイプ
※プッシュスタート式のシエンタはイモビライザーの搭載確定
●3代目シエンタのスマートキー
こちらが令和4年8月以降のシエンタに使われているトヨタ純正スマートキー。半導体不足の影響から未だに購入に苦戦する時があります。
スマートキー作成の流れ
今回と同じシエンタのスマートキーを全紛失した状態でトヨタディーラー様に依頼をした場合、鍵開けを別業者に依頼→工場へレッカー移動→車検証情報からコンピューターやメカニカルキーを取り寄せ→部品が届いたら作業という流れになるため早くても1週間以上は掛かります。
しかし!弊社はトヨタディーラー様と違い即日で全ての作業を行うことができます👍
解錠とメカニカルキー作成
現場到着後、まずは運転席側に設置されたドアシリンダーから解錠&メカニカルキー作成を行います。
メカニカルキー「非常解錠用の鍵」を普段から使う方は少ないと思いますが、バッテリー上がりやスマートキーの電池が切れた際、ドアの鍵を開け閉めするのに必要です。
ちなみに昨日、バッテリー上がりのアウディの解錠に行ってきたのですが、ドアシリンダー内部が悪戯なのかぐちゃぐちゃに💦室内のドアレバーを引くも開かず、対応できずキャンセルとなってしまいました。
中古でお車を購入された方は、いざと言う時に使えないと困るので、事前にメカニカルキーでドアの開け閉めが問題ないか確認しておくと安心です🙇
こちらが今回作成した新型シエンタのメカニカルキー。弊社ではコンピューターマシンを使って削るため、動作も見た目も純正レベルで仕上げます!
トヨタディーラー様では鍵(キー)番号を調べ、その番号を元にメカニカルキーを取り寄せしますが、弊社では鍵番号が分からなくてもその場でデータを取って作製可能です。
スマートキー&イモビライザー登録
お次は車内に入り、スマートキー&イモビライザー登録を行います。令和4年から生産販売が開始された新型シエンタですが、勉強熱心な相方スタッフが攻略してくれました🙌
問題は登録の際に使用するスマートキーの在庫問題。
お客様が社外製スマートキーでも良ければ問題ないのですが、多くのお客様がやはりトヨタ純正スマートキーをご希望されます。
しかし!未だに半導体不足の影響なのか、発注するタイミングによっては純正スマートキーを購入するのに納期が掛かります💦費用もそれなりに高いので何個も在庫できません…
よって、今回と同じ新型シエンタのスマートキー紛失依頼が短い期間で連続すると、単純にスマートキーの在庫が無くなり即日対応ができなくなる可能性があるのです。
在庫が無い場合は社外製スマートキーでの対応か、純正スマートキーが届くまでお待ち頂くしかありません💦もしそうなった際はごめんなさい🙇
ちなみに今回もトヨタ純正スマートキーを使っての登録。問題なくエンジン始動しました♪
費用・作業時間・対応エリア
今回と同じ、3代目シエンタ「MXPL1#G/MXPC10G型」のスマートキー紛失作製に掛かる費用・時間・対応エリアは以下の通りです。
●費用
総額¥6万円〜7万円+税
●作業時間
約1時間
●出張対応エリア
千葉県|茨城県|埼玉県|東京都|神奈川県|福島県|栃木県の一部
※出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせ願います。
ぼったくりに遭わないために
X(旧Twitter)で軽く触れましたが、最近立て続けに他の鍵屋にぼったくりにあったと相談の電話がありました。
その内の1件は特に酷く、事前にお客様が細かい情報を電話で伝えた結果『そのタイプは¥6,000円位ですね』と言われたのに、現場で請求された金額は¥10万円超え。
恐らくこの金額差は訪問販売と見なされ、クリーニングオフに応じないと罰が下ると思います。
消えたと思ってもすぐに湧いて出てくる【ぼったくり鍵屋】ですが、今の日本の法律ではぼったくりに関してグレーな部分があり、すぐに罰を受けないし受けたとしてもすぐにまた会社名を変えて出てきます。
うちみたいな小さい鍵屋が【ぼったくり被害に遭わないために!鍵屋さんの探し方とは?】とブログ内で発信したところで、急いでいるお客様の目に留まることはなく、被害に遭ってから今回のように電話がきます。
もっと抜本的な何かが必要だと思い、今それに向けてゆっくり動き始めました。かなりの時間が掛かると思いますが、ある程度形になったらお知らせさせて頂きます🙇