こんばんは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
今回は、トヨタ車の中で忘れた頃にご依頼を頂く《シエンタ》についてのまとめページを作成してみました。
型式別に費用や時間を詳しく解説しますので、鍵(スマートキー)を全て紛失してお困りの方は参考にしてくださいm(__)m
初代シエンタの鍵をなくした場合
まずは初代のシエンタの鍵作成について!車体の写真は夜中で綺麗に撮れなかったのでWikipediaから拝借😅
鍵はギザギザの刻みキータイプでイモビライザーは非搭載。どこかで鍵を落としてしまったとご依頼頂きましたm(__)m
- 年式:平成15(2003)年~平成27(2015)年が該当
- 型式:NCP8#G型
- 鍵穴:ギザギザキー
- 防犯:イモビライザーはオプション装備
※イモビライザーの有無はオプションで決まってくるのですが、今回のシエンタはイモビライザーが入っておりませんでした。
今回のシエンタはイモビライザーが入っておりませんので、通常のギザギザしている金属キーを作製するだけでエンジン始動します☝️
もちろんオプションでイモビライザーが搭載されていたとしても、問題なく登録作製できますのでご安心下さい♪
ただ!
弊社の過去データを見る限り、初代シエンタのご依頼はいつも決まってイモビライザー非搭載…
鍵開け・鍵作製
《1》ドアの鍵開け
初代シエンタの鍵はギザギザしている刻みキーが使われているため、ピッキング解錠はさほど難しくありません!
昔のトヨタ車に使われていたハーフタンブラーが入っている型番だと少し難易度上がりますが💦
《2》鍵作製
鍵が開いたらそのまま金属キーを作製していきます!
コードから隠れピン/追加ピンの分も削ってあげれば、無事にエンジンがかかる鍵の完成♪
ん???
作成した鍵でドアだけ回らない
今回のシエンタはイモビライザーの搭載も無かったため、特に問題なく予定通りの時間で作業完了するはずだったのですが、ドアの鍵穴を回そうとするとものすごい引っ掛かる!
鍵穴をいくら洗浄してもダメ。5回に1回位しか回りません(@_@;)
逆にエンジン部分はスカスカ綺麗に回ります。
※車のシリンダーはエンジン部分が一番シビアで精密な作りになっているので、エンジンが綺麗に回る鍵=削る位置や深さは問題ないはず
お客様に確認したところ、今まではずっとリモコンのボタンで鍵を開け閉めしていたので、鍵はエンジン掛ける時しか使用していなかったとのこと。
もしやと思いドアの鍵穴「シリンダー」を取り外して分解してみると、変なとこに汚れがびっしり詰まっています!
ずっと使用していなかったのもあってか、汚れが固着してしまったみたいですね💦
とりあえず原因がはっきりしたので、汚れを綺麗に取り除き、動き良くする粉を射したら無事にドアの鍵穴も気持ち良く回せるようになりました(^_^)/
■イモビライザーが入っていた場合
イモビライザーが搭載されている場合は写真のイモビライザーキーを使用します。持ち手(黒色のプラスチック)部分にイモビライザーチップを埋め込み、お客様のお車へ登録します。
費用・作業時間・出張エリア
初代シエンタは、イモビライザーの有無によって費用が大きく異なります。
●イモビライザーなしのシエンタ
総額¥1万5千円~¥2万3千円+税「出張エリア・夜間早朝で変動」
●イモビライザーありのシエンタ
総額¥4万円~¥4万5千円+税「出張エリア・夜間早朝で変動」
●作業時間
作業時間はイモビライザーの有無に関係なく、基本的に約30分~40分で完了⌛
●出張エリア
出張エリアは千葉県・埼玉県・茨城県・東京都の一部。(イモビライザーの有無によって出張エリアは変わるため、まずは電話にてご確認下さい)
2代目シエンタのスマートキー紛失
お次は、新しい2代目シエンタの鍵を全紛失したことによるイモビライザー登録+スマートキー登録作製についての投稿です✏️
- 年式:平成27年〜令和4年8月が該当
- 型式:NSP17#G/NCP175G/NHP170G型
- 鍵穴:内溝キー/ウェーブキー
- 防犯:イモビライザーあり
- 防犯:プッシュスタート式のスマートキー仕様
お客様は海へ遊びに来たところ、スマートキーをどこかで落としてしまったとのこと。広い砂浜+海辺で探すのは至難の業です…
因みにこちらのシエンタはイモビライザー+スマートキー搭載車輌なので、先ほどのような金属キーを作製してもエンジンはかかりません❌
ディーラー様でコンピューター交換をするか、我々のような出張鍵屋でイモビライザー+スマートキー登録をする必要があります。
尚、ディーラー様だとその場ではエンジン復旧できない(レッカー移動が必須)+費用が高額(弊社の2倍以上)になりますので、個人的には鍵屋をおすすめします!
ただ鍵屋にはぼったくりをする悪徳会社が数多く存在しますので、何社も電話して事前に金額提示をはっきりしてくれる(税込¥○○円です!)とこに依頼するのが間違いないかと💦
『現場へ行かないと見積りは出せない』・『¥○○円~です』・『上限金額はお伝えできません』などこんなこと言われたら要注意です!
スマートキー作成の流れ
《1》開錠
初期のシエンタと違い、こちらは内溝キー/ウェーブキーと呼ばれる防犯性能が高い鍵穴が使われております。
が、かなり場数を踏んでおりますので全く問題ありません!サクッと開錠します♪
《2》メカニカルキー作製
開錠後は非常開錠用のメカニカルキーを作製します。
スマートキーの電池切れやバッテリーが上がった際、ドアの鍵を開けるのに必要になります☝️
弊社ではこのメカニカルキーを全自動のコンピューターマシンで削りますので、精度は純正レベルです(^^)
《3》イモビライザー+スマートキー登録
最後にエンジンを復旧させるために一番大事な登録作業を掛けていきます。と言ってもこれもほとんど機械頼み!
登録機械をシエンタに繋ぎ、コンピューターに記憶されてる鍵情報を吸い上げます。
吸い上げができたら、そのデータを元に、常備している純正スマートキーをお客様のシエンタにかざして登録!
『ピッ♪』の音と同時にイモビライザー+スマートキー登録の完了です(^^)
無事にエンジン始動しております👍
年式によっては鍵挿しタイプの方が大変
上記では主にプッシュスタートでエンジンを始動させるスマートキータイプについて触れましたが、シエンタは鍵を挿してエンジンを始動させる鍵挿しタイプ(イモビライザーキー)も存在します☝
そんな鍵挿しタイプのイモビライザーキーを全紛失した場合、年式が令和1年以降だとちょいと大変。
機械によるピコピコ登録が通用しないため、イモビライザーコンピューターを新品に交換する必要があるのです。コンピューターが埋まっている位置も内装をひたすら分解した奥に眠っているため、サクッと作業ができません。
対応している鍵屋は全国でも少数ですが、なんとか鍵屋KOロックは対応しています。
3代目シエンタのスマートキー登録も対応可能
時代と共に機械・技術・知識は進歩していくもので、現行シエンタ「MXPL1#G/MXPC10G型」のスマートキー紛失作製も対応可能になりました。
全紛失して1つも無い状態からでも、即日で新しいスマートキーを登録しエンジン復旧が可能です。
ただ作業に関しては何の問題もないのですが、半導体不足の影響からスマートキーの在庫確保が難しくなっております。
在庫状況は電話にてご確認願います。
既に現場での作業実績もありますので、新型シエンタのスマートキーを全紛失してお困りの方はお気軽にお問い合わせください🙇
2代目と3代目の費用・作業時間・出張エリア
2代目&3代目シエンタのスマートキー紛失登録に掛かる費用と作業時間は以下の通りです。
●鍵挿しタイプ(イモビライザーなし|年式問わず)
費用:総額¥1万5千円~¥2万3千円+税
作業時間:約20分〜30分
●鍵挿しタイプ「イモビあり|H25年〜H30年」
費用:総額¥5万円~6万円+税
作業時間:約1時間
●鍵挿しタイプ「イモビあり|H31年〜令和3年」
費用:総額¥7万円~8万円+税
作業時間:約3〜4時間
●スマートキータイプ「2代目|XP17#G型」
費用:総額¥5万円~¥6万円+税
作業時間:約30分~50分
●スマートキータイプ「3代目|MXP1#G型」
費用:総額¥6万円~¥7万円+税
作業時間:約1時間
●出張エリア
基本的な出張エリアは東京都・千葉県・神奈川県・茨城県・埼玉県ですが、追加出張費+到着までの時間を見て頂けるのであれば栃木県・福島県へも駆けつけます🚙💨
※出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせ下さい。
悪質な鍵業者には要注意
最後に、鍵屋を呼ぶ際は業者選びにご注意ください。近年、「現場で高額請求された」というぼったくり被害が急増しています。
電話の時点で料金をはっきり答えられない業者は大変危険です。
少なくとも弊社はある程度の情報を頂ければ、出動する前の電話の段階ではっきりとした料金をご案内いたします。
トヨタ シエンタの鍵やスマートキーを無くしてお困りのお客様は、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。