こんにちは、出張専門鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
10月が終わり11月に突入しましたが、弊社の今年の繁忙期が終わったであります😔11月になると毎年売上がガクンと落ちるのです…
ただまあそれが分かっているので、閑散期に向けて【レターパック大作戦】だったり少しでも仕事に繋げられる何かを考案したり試したりしてます。
試して失敗が当たり前になりつつある弊社ですが、種蒔き無くして成功なし!
ということで今回は、鍵屋の仕事の取り方について少し書いてみようかなと✍
鍵屋さんは数種類
まず、【鍵屋】と言ってもいくつか種類があります。
- 合鍵作製のみ対応する店舗型鍵屋
- 主にトラブル系に出張対応するレスキュー鍵屋
- 主に大きい工事を専門に動く工事系鍵屋
- 執行系を専門にする執行系鍵屋
- 店舗型&出張もするハイブリッド鍵屋
部品販売が主だったり他の事業と兼任だったり更に細分化するときりが無くなりますが、大きく分類するとこんな感じでしょう!あ、あくまでも私感です!
そして弊社はレスキュー鍵屋の部類になるため、ここでの説明は全てレスキュー鍵屋について。他の部類については知識がなく分かりません!
集客方法
まず、集客方法についての正解は知りません!知ってたらもっとウハウハやってます!
正解が分からないためあれこれ手を出しているのです!
ただ一般的なレスキュー鍵屋さんの集客は主に以下のパターンかと。
- ホームページからの集客
- 店舗による集客
- 元請け会社様からの紹介
- メーカーからの紹介
- マッチングサービス会社様からの紹介
- 案件数が安定した会社様(管理会社様や車屋さん等)との取引
- ロードサービス等からの依頼
- SNSを利用した集客
- 同業者様からの紹介
昔はレスキュー鍵屋と言ったらタウンページからの集客が基本でしたが、令和となった今、タウンページだけではやっていけないでしょう。
ちなみに、タウンページは1つの電話番号につき1つ掲載ができる仕組み。
細かいエリア(市や町)ごとに電話番号が違う鍵屋様がいらっしゃいますが、これはその電話番号の数だけタウンページに掲載できるメリットがあるためです☝️
屋号名が【アーアーアーアー】等から始まるのもタウンページ対策の1つです。
どこに力を注ぐかは鍵屋さんによって様々ですが、弊社はホームページに最も力を注いでいます!
自社集客を夢見て
経営者として安定を夢見るのは良くないことなのかもですが、個人事業主としてスタートした当時は毎日が綱渡り状態。
複数社の元請け会社様からたまに頂く電話が生命線で、最初のホームページ制作会社さんに作ってもらったサイトからの集客は皆無。
泥臭くチラシ作ってポスティングもしましたし、いろんな不動産屋さんへ挨拶にも回りましたが結果には繋がらず。当時はグーグルマップのようなサービスを見て依頼される方もいなかったため、元請け会社様からの案件紹介が全てでした。
が、元請け様はあくまで元請け様であって、どこの下請けに仕事を振るかは当たり前に選べます。
単価を優先する方もいれば、時間を優先する方もいますし、人となりを見てくれる方もいます。
ただこれって結局他に良い下請けが見つかれば振り分けを変えることも自由なわけで、仕事を頂きながらも常に不安を抱いていました。
いつも仕事を振ってくれていた方が退職されてピタっと依頼が無くなった元請け会社様もありますし、他の1社と独占契約することにしたとのことから依頼が無くなった元請け様会社様もあります。
なんやかんやでこのままでは潰れる!と感じ、必死にホームページ作りやSEO対策を1から勉強しました。
そして今に至ります。
売上を上げる方法
売上の上げ方についてたまに仲間の鍵屋さんと話すのですが、個人的に1番手っ取り早いのは【24時間営業】にする!
これに尽きると思います。だって今すぐできますもん!そして周りの同業者からは重宝されます!
ただ鬼きつい!!
弊社も開業して数年は365日24時間営業をやっていましたが、友だち減るし嫁に嫌われるし体しんどいし酔っ払い多いし止めました。
24時間対応の鍵屋さんって本当にすごいことやってるんですよ。私は超リスペクトしてます。
体力面&精神面が相当強くなきゃ無理です!
他に売上を上げる方法で良く話すのは、【大手が参入しづらい特殊技術を身につける】だったり、【知名度を上げる】だったり。
誰にも真似できない絶対的な技術力があれば、単価が高くても成約できますし、そこに知名度がつけば知ってる方から紹介してもらえます!
ただ知名度を上げるには結局営業力が必要なわけで、一筋縄では行かないのかなと。そこに価値があると私は思っていますが。
【案件数が多い会社様との取引】は多くのレスキュー鍵屋さんが夢見る形態ですが、大抵は既にどこかの鍵屋さんとがっつり組んでいるため新規参入は正直難しい💦運も持っていないとかなと!
お勧めしない方法
逆に個人的にお勧めしないのは【単価を下げる方法】
そりゃお客様からすれば最安値の業者を見つけられるのが理想ですが、最安値を求めるお客様だとまあトラブルになることが多いです。
これは同業者様であれば伝わるかなと。
またレスキュー鍵屋の表面的な最低料金は下がり続けています。
※表面的な最低料金とは、実際の総額では無く『最低¥◯円〜』の◯の部分。実際の請求金額は何倍も高くなることが多いです。
最低料金は¥8千円〜、¥7千円〜、¥5千円〜、¥3千円〜、¥2千円〜と、「〜」を理由に永遠に下がり続けています。
弊社はこういった料金掲載をする会社と差別化を図るため、「〜」の表記を止め固定料金を掲載するようにしました。
最低料金で勝負するということは、それらの表面的な格安料金を掲載する数多くの鍵屋さん達と戦うことになります。
そこを主戦場とするなら良いのかもですが、今後も表面的な最低料金は下がり続けていくと思われ、料金トラブルは必須と予想できます。
大手と同じやり方で戦うよりも、大手が真似できない技術を習得したり、大手が真似できない料金掲載をした方が良いのかなと個人的には思っています。
心掛けていること
私は仕事をする上で1つ心掛けていることがあるのですが、【自分の家族や友達に紹介したいと思える会社】になることを意識しています。
料金・接客・技術力など全てを踏まえ、私は万が一家族や友達が鍵トラブルで困っていたら『とりあえずKOロックに電話してみな!』と自信を持って言えます!
自信過剰かもですが、そう言えるサービスを提供するためにはどうしたら良いか?を意識してます。
そう思って下さる方々がたくさん増えれば、気付いた時には会社として既に成功してるんじゃないか作戦です😎
上には上がいる
まさしく私がそうでしたが、仕事が全く無くて売上が悪い時、ほぼ同時期に開業した仲間の鍵屋さんと電話をして『うちも同じだよー』と聞くとお互いホッとしていました。性格悪くてごめんなさい💦
他社も同じ状況ということは、単純に今の時期は全体の案件が少ないんだと決めつけ、【仕方のないこと】と無理やり自分を納得させていました。
しかしそこから他の鍵屋さんと少しずつ知り合う機会が増え、考えが甘ったるいことに気づきました。
- コロナの影響は一切受けなかったという鍵屋さん
- 元請け?何それ?という鍵屋さん
- 毎年海外旅行にいく鍵屋さん
- 40代でファイアーを考えている鍵屋さん
周りを知れば知るほどうちの弱小さが目立つぜ!
だがしかし!まだまだ上に行ける道がいくらでもあることを先人の方々が教えてくれているのであります!



