シリンダーの郵送による鍵作成!鍵穴を覗いて新しいキーを作成

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こんにちは、出張専門鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!

まずは、先日10月4日はお休みを頂きありがとうございました。同日を持って開業11年が経ち、12年目がスタートしました。

引き続き宜しくお願い致します🙇

 

室内の鍵を紛失して八方ふさがりのお客様

さて今回は、先月作業した郵送によるキー作成についての紹介です✍

お客様
お客様
室内のドアに付いている鍵を全紛失して困っています💦
別の鍵屋さんに見てもらったところ、廃盤で同じ物は無いとのことでした。
またキー作成もそこでは難しいと言われたのですが、『もしかしたらインプレッションを得意としてる鍵屋さんならなんとかなるかもしれない』と助言を頂きまして、ネットで調べて御社のホームページを見つけました。
WESTというメーカーの鍵なのですが、インプレッションという方法でなんとか作成できませんか?
弊社では基本的に建物錠と海外製のキー作成は対応していないのですが、他に方法が無さそうなのでとりあえず出来そうか調べてみます。
まずは鍵穴部分の写真を撮って送って頂けますか?
モンキーくん(作業員)
モンキーくん(作業員)

簡単に上記のお問い合わせからやり取りが始まったのですが、送って頂いたお写真やドアの品番から調べるもシリンダー(鍵穴)の情報が一切出てこない!

新しそうなので廃盤ってことは無さそうなのですが、何故ここまで情報が一切出てこないのか不思議なレベル。画像検索をしても情報0。

ただ交換は難しそうですが、鍵穴はピンシリンダータイプなのでなんとかなりそう!ということで、シリンダーをドアから外して送って頂くことに🙇

実際に郵送して頂いたWESTシリンダー

こちらが実際に送って頂いたWESTシリンダー。

送って頂いたWESTのシリンダー(鍵穴)
送って頂いたWESTのシリンダー(鍵穴)

過去に1度も見たことが無い正方形タイプ。

ちなみにWESTという情報は、別の室内ドアにも同じ形状のシリンダー(鍵穴)が付いており、そっちのキーの根元に「WEST」の刻印があるとのこと。

OEM製品と思われますが、情報が出てこないのでよく分かりません💦

鍵穴から新しい鍵を作成するまでの流れ

ここからどのような作業で新しい鍵(キー)を作成するのか、簡単にですが流れを紹介させて頂きます。

ブランクキーを特定

まずは削る前の元になる鍵「ブランクキー」を特定します。

挿さるブランクキーがあるか不安でしたが、弊社在庫の中から2種類ありました!ただどっちも少しだけ持ってるブランクキーが長い💦

ということで先端を少しだけ削って短くします。

ブランクキーの長さを加工
ブランクキーの長さを加工

うむ!これでしっかりショルダー合わせになります👍

ピッキングで段差読み

お次はインプレッションの前になんとなくの段差を読みます。その段差読みをする上で必要なのがピッキング解錠。

今回のシリンダーに限ったことではありませんが、多くの鍵は【鍵穴を回すとキーを挿した時と同じ状況】になります☝️

この仕組みを利用してなんとなくの段差を読み取るのです。

ということでまずはピッキング解錠!

WESTシリンダーをピッキング解錠
WESTシリンダーをピッキング解錠

ピン数が少ないため回すのは割と簡単。

が、しかし!1番手前のピンが1番高い段差で奥が全く見えない💦このパターン萎えます…

結果的に6段差あったのですが、1番ピンが段差6でした。

インプレッションで鍵作成

ピッキングによる段差読みは諦め、大人しくインプレッションで鍵を作ることに。

インプレッションとは?

インプレッションとは鍵屋が使う特殊技術の1つ。回らないブランクキーを挿して左右にカタカタ動かし、ブランクキーに付く僅かな跡を頼りに鍵を作っていく方法です。

インプレッションによる鍵作成
インプレッションによる鍵作成

正直ピンシリンダーは苦手ですが、前回のイギリスシリンダーに比べればなんのその!イギリスシリンダーはどれだけやっても跡が全く付きませんでした💦

早速加工したブランクキーを挿してカタカタ。このタイプはどんな感じで跡出るかなーとブランクキーを抜いたらびっくり。

シリンダー表面の一部が剥げてます💦

インプレッションで表面が剥がれた
インプレッションで表面が剥がれた

今回の型番はブランクキーを挿すとブランクキーのショルダー部分と鍵穴の上部がぶつかるのですが、そのぶつかった部分のシルバー塗装が剥げて中のゴールド色が出てきてしまいました。

まさかこんな薄いシルバー塗装がされていたとは💦またこんな一瞬で剥がれるとは💦

などの言い訳は置いといてすぐにお客様にTEL。

大変申し訳ございませんが、インプレッションをしたところキーとシリンダーが触れる部分のシルバー色の膜が剥がれ、一部分だけゴールド色になってしまいました。
また、まだ作業に入ったばかりの段階で鍵は完成していません。
このまま作業を続ける場合、更に表面の膜が剥がれてゴールド色が出てきてしまう恐れがあります💦
モンキーくん(作業員)
モンキーくん(作業員)

口頭だと説明が難しいため、写真を撮ってお客様に送ります。

お客様
お客様
それくらいなら気にならないので大丈夫です!
鍵が無い方が困るので、そのまま作業を継続して頂けるとありがたいです。

ありがとうございます😭特に今回、交換用のシリンダーをどう検索しても探し出せなかったため焦りました💦

とは言え完全にこちらの落ち度になるため、今回はスペアキー2本をサービスさせて頂くこと。

可能な限り段差読みで作成

お客様に表面剥がれの許可は頂きましたが、こんな簡単に剥がれるとなると正直インプレッションをするのが恐ろしい💦

なかなか鍵屋泣かせのシリンダーです。

よって作業時間とブランクキーの失敗本数は多くなりますが、できる限りピッキングによる段差読みで鍵を作ることに。

奥の方はほぼ総当たり&優しいインプレッション!

んで6,7本?ほど失敗したところで、急にカクンと回りました。簡単に書いてますが地味に大変でした😅

新しい鍵(キー)が完成
新しい鍵(キー)が完成

郵送による鍵作成を再始動

今回の作業含め、9月に2件郵送による鍵作成をやった訳ですが、【レターパック大作戦】を再度スタートすることに決めました!

お問い合わせ→弊社に郵送→作業(鍵作成)→返送→お振込の一連の流れも、ご依頼頂いたお客様のおかげでこれならいけそう!と思えました🙌

ホームページを作り込むのに時間は掛かりますが、今年のどこかでスタートします!

てな感じで12年目のKOロック「ケーオーロック」も宜しくお願い致します🙇

 

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