ショベルカー(ヤンマー製)の鍵をなくしたトラブル
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
昨日【クマヒラ金庫】のシリンダー解錠を紹介して下さいました鍵屋様!誠にありがとうございました🙇
無事に解錠できてお客様も大変喜んでおられました♪
さて今回は、軽くTwitterでも触れましたが【ヤンマー製ショベルカー】の鍵を紛失したことによる鍵作製に出張してきましたのでその紹介✍
どうしても明日必要な重機なのですが、これから来て作って頂くことはできますか!?
古い重機のためイモビライザーは搭載されておらず、場所は埼玉県○○市です。
○○市ですと出張費や作業費を含めた総額¥18,700円(税込)です。この時間ならまだぎりぎり夜間料金は掛かりません♪
簡単に上記の流れから即決!明日お仕事で使うとのことなのでギブアップは許されませぬ☠️
一応過去の記事がこちら→ヤンマー製の重機の紛失キー作製に出張
そんな今回の重機「ショベルカー」がこちら。
過去に何度も作業している至って普通の油圧ショベル/ショベルカーです!
テトリスシリンダーに遭遇
重機自体は至って普通でしたが、鍵穴「シリンダー」見て全然普通じゃないよとびっくり。それがこちら。
テトリスでこんな形のブロックあった気が。名前が分からないためテトリスシリンダーと命名しましょう!
ちなみに作業後に相方スタッフに写真を送ったら、彼は【CAT「日本キャタピラー」】の重機で同様のテトリスシリンダーを過去に経験済みでした!
さすが全てを知る男!てか使われてるの今回のヤンマー製だけじゃないのですね😅
作業の流れ
ここからは実際に0から新しい鍵を作製するまでの簡単な流れを説明します。
ブランクキーはシャッター錠の型番を使用
まずは鍵穴にちょうど合いそうなブランクキー(削る前の元になる鍵)を探すところから作業に入る訳ですが、重機系でいつも使用するM番だと全てがダメ。
数種類入ることは入るのですが、テトリスシリンダーの横幅があり過ぎてディスクを押せません💦
で、結果的に使用したのは【H173番】
実はこれシャッター錠で使用するブランクキー。ですがテトリスシリンダーを見た瞬間からこれシャッター錠じゃんと思っていて、試しに挿してみたら良い感じ♪
このままでは奥まで入りませんが、ショルダー部分を削って延長すれば完璧なブランクキーです👍
段差とピッチを測って作製
使用するブランクキーが完成すれば後はもうお馴染みのデータ読み取り作業。
ディスク数(ギザギザの数)・段差(削る深さ)・ピッチ(削る位置)など、鍵を削るのに必要な情報を鍵穴を覗いたりインプレッションという方法で収集。
読み終わったら実際にキーマシンで鍵を削ります。
結果、一切引っ掛かりのない鍵が完成♪お初のテトリスシリンダーでしたが無事に攻略です😉
エンジンも問題なく始動してます!
最後に別のシリンダーも問題なくスカスカ回ることを確認したら作業完了です♪年数が経っていると錆や摩耗が原因で、こっちは回るけどこっちは回らないって症状がよくありますので😅
今回は大丈夫でした!!
費用・作業時間・対応エリア
●費用
今回のヤンマー「YANMAR」製を含め、重機関係の鍵を全紛失した際の鍵作製に掛かる費用は総額¥2万円〜¥3万円+税(出張エリア・夜間早朝で幅あり)
※重機関係は錆が酷かったり加工に時間が掛かるケースが多いため値上げしました。
●作業時間
作業時間は30分〜1時間あれば90%以上は鍵を作れますが、ブランクキーの加工が必要な場合などは稀に1時間を超える場合も御座います。
●出張対応エリア
基本的な出張エリアは千葉県|茨城県|埼玉県の一部ですが、重機の鍵に対応していない鍵屋さんが多いことから別途出張費を頂戴できるのであればその他近郊も対応させて頂きます。
※格安の最低料金「¥○○円〜」のみで集客し、現場で高額請求をする悪徳業者が多数存在します。電話をしても費用を一切答えてくれない業者にはご注意ください。
ちょうどこのブログを書いている途中も重機に関するお問い合わせを頂きました。しかしイモビライザー(IDチップ入りの鍵)搭載のため対応できずごめんなさいしました💦
重機のイモビライザーよく分かりませんー(TT)