バックホー/ユンボの鍵を全紛失したとご依頼
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
昨日ですが、冬真っ只中なのに常夏かよと思うほどの木に遭遇しました!
それがこちら。
どうです!?雲1つない快晴と立派な木が相まって常夏感が出ていますでしょう♪
早くも夏が待ち遠しいです🌊🎐🍉
さて今回は、ヤンマー製の重機「バックホー/ユンボ」の鍵を全紛失したとご依頼頂きまして、鍵穴からのキー作製に出張してきましたのでその紹介です✍
まずは実際の重機がこちら。
重機についてあまり詳しくないのですが、写真の重機はバックホー・バックホウ・ユンボ・ショベルカー・油圧ショベル・パワーショベル等と呼ばれる建設機械。
また他のヤンマー製ユンボも一緒かどうか知りませんが、今回のはショベル部分に「YANMAR」と文字が入っています。
対応している鍵屋さんが少ない?
お客様はユンボの鍵紛失に気付いた当初、何でもお任せ!の大手鍵屋さん数社に電話して相談。
が、しかし、どこの鍵屋さんにも重機は対応していないと断られてしまったとのこと(TT)
ホームページではどんな鍵でもお任せ!と謳っていても、実際に依頼が来ると断る大手さんは多いです。
対応していない&対応する気がないのなら最初から対応不可と書けば良いのに…。実際に1件1件電話をしないと分からないのでお客様が困ります💦
ちなみに弊社は鍵穴が壊れている&イモビライザーが搭載されている場合を除き、重機の鍵作製なら99%作製可能です。現時点では僕も相方スタッフも100%作っております😉
鍵作製の手順
鍵の作製手順は鍵屋さんによって違うと思うので、ここで書くのはあくまで弊社の手順です。
ブランクキーを特定
まずは鍵穴「シリンダー」に綺麗にフィットするブランクキー「削る前の元になる鍵」を特定します。
特定方法は鍵穴を覗いてキーウェイや奥行きを確認し、挿さりそうなブランクキーを片っぱしから1本ずつ挿して試す古典的なやり方です。
家・車・バイクなんかはメーカー・車種・年式辺りから何となくブランクキーを特定出来ますが、重機関係はデータがないので弊社はいつもこのやり方です😅
ちなみに、稀に在庫している全てのブランクキーを試してもフィットしないことがあるのですが、そんな時はその場でミーリング加工を施して綺麗に挿さるブランクキーを作製します。
このミーリング加工がたまに鍵作製以上に大変だったりするのですが、今回は加工0でスムーズに抜き差しできるブランクキーを発見!
型番は【M310】
実際はヤマハのバイクで使われている鍵ですが、ジャストフィットなので今回はこいつを使って鍵を作りましょう!
段差読み&切削
使用するブランクキーが決まった後は、実際に削るのに必要な情報を読み取っていきます。
主に段差データ(削る深さ)とピッチデータ(削る位置)を読み取るのですが、今回のヤンマー製のバックホーはピン数が少ないのでとても簡単♪
で、こんな感じ?と試しにキーマシンで削ってみたら1発OK!作業に入ってから約20分ほどで新しい鍵が完成しました👍
完成した鍵にお客様が早速キーホルダーを取り付けされたのですが、それなら一緒に撮って大丈夫ってことだったので一緒にパシャリ!
なんだか気になるキーホルダーです👀
ちなみにエンジンの始動もしっかり確認!イモビライザーが入っていると始動しませんからね💦
費用・作業時間・対応エリア
●今回のヤンマー製に限らず、重機の鍵を全紛失した状態からのキー作製に掛かる費用は総額¥2万円〜¥3万円+税
●作業時間は平均30分〜1時間ですが、鍵穴の形状によってはミーリング加工が必要で稀に1時間を超える場合も御座います。
●基本的な出張対応エリアは千葉県・茨城県・埼玉県の一部ですが、重機関係の鍵作製には対応していない鍵屋さんも多いことから別途出張費を頂戴できるのであればその他近郊もお伺い致します。
※出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせ下さい。
最近ディンプルキーやロッカーや重機などデータを持っていない鍵作製によく当たりますが、今のところは全て作製してきております。
そのため他の鍵屋さんに絶対無理!不可能!と言われたお客様も、諦めずにまずは鍵屋KOロック「ケーオーロック」までお気軽にお問い合わせ頂ければと思います!
全身全霊で挑ませて頂きますm(_ _)m
最後に、こちらの現場でお菓子とソルティライチを下さったお客様!誠にありがとうございました♪