鍵付きクレセント錠の鍵を紛失
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
先日お客様から頂いたお問い合わせで知ったのですが、カバスターネオって既に無くなっていたのですね!今はカバスタープラスが後継機種になってるようで、カバネオがないことを知りませんでした💦
お恥ずかしい(TT)
さて今回は、弊社では初の作業となる【鍵付きクレセント錠の解錠&鍵作製】に出張してきましたのでその紹介です✍
鍵付きクレセント錠って何?という方もいることでしょう。下の写真が今回の現場に付いていた実際の鍵付きクレセント錠。
クレセント錠の真ん中が鍵穴(シリンダー)になっており、鍵(キー)を挿して回すとフック部分が固定されて動かなくなる機能が付いています。
そのため万が一泥棒が窓ガラスを割ってクレセント錠を開けようとしてきても、鍵を施錠しておけばフックを動かすことができないため簡単には入られません!
防犯性に優れているため弊社でも通常在庫しており、実は先月も1ヶ所この鍵付きクレセント錠に交換してます♪
ただ防犯性は優れているのですが、今回のように鍵(キー)を全紛失してしまうと自分で窓を開けることができなくなってしまいます💦
作業の流れ
ピッキング解錠
鍵が施錠状態だとフック部分を動かすことができないため、まずはピッキングでサクッと解錠!
鍵の形状はギザギザの刻みキータイプですし、鍵穴内部のタンブラー数も少ないためピッキングは基本1分あれば開きます。今回もサクッと問題なく解錠(^^)
鍵穴からのキー作製
解錠後、お客様は鍵が1本もないことから鍵作製をご希望。しかしこれだけ小さい鍵穴に合うブランクキーは持っていないため、同じ型番の鍵付きクレセント錠を丸々交換することをお勧め。
新品に交換すると鍵が最初から2本付いてきます☝
しかし今回訳あって交換NG!なんとかして鍵を新しく作製して欲しいとのことだったため、時間が掛かる旨をご了承頂き新しく鍵を作製させて頂くことに🙇
ということでまずはこの小さい鍵穴に挿さるブランクキーを加工して作製するところからスタート♪
使用したのは【H200番】
本来は何のブランクキーか分かりませんが、削って薄くして先端を削り落としたら丁度良い感じになりました👍ショルダー付近の出っ張りもヤスリで削り落としてます。
引っ掛かりなく綺麗に挿さる鍵が出来たらもう安心!後はいつも通りに鍵穴内部の段差やピッチデータを測り、キーマシンでデータ通りに削るだけ。
で、綺麗にスカスカと回る鍵が完成♪
初めて鍵付きクレセント錠の鍵を0から作製しましたが、データ収集&鍵作製より挿さるブランクキーを0から作製する方が時間掛かりました😅
でもこれも勉強!お客様のおかげでまた1つレベルアップしたとです⤴
最後に外した鍵付きクレセント錠を元通り冊子に固定し、動作確認して頂いたら作業完了です。
費用・作業時間・出張エリア
鍵付きクレセント錠の鍵を全紛失したことによる解錠や鍵作製に掛かる費用・作業時間は以下の通りです。
●鍵の解錠のみ
費用:総額¥8千円〜¥1万3千円+税
作業時間:約1分〜3分
●鍵の作製
費用:総額¥1万3千円〜¥1万8千円+税
作業時間:20分〜1時間(鍵の種類による)
●出張エリア
千葉県|茨城県|埼玉県の一部のみ
※出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせください
【鍵付きクレセント錠】の鍵を全紛失したことによる解錠作業はどこの鍵屋さんでも対応してくれるかと思いますが、0からの鍵作製になるとデータが無いため多くの鍵屋さんが嫌がります。
よって、嫌がられた方はお気軽に鍵屋KOロック「ケーオーロック」にお問い合わせください☎データの無い鍵作製は弊社の十八番作業です😉