【ラッチの破壊解錠|鍵交換する際の注意点】
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
今回はお客様ご自身で鍵のメンテナンスをやっていたらドアが開かなくなってしまったー!とご依頼頂き、千葉県流山市へ出動してきましたのでその紹介です✍
急いで現場に駆けつけ話をお伺いすると、ドアの側面にある錠前ケースのフロントカバーを外した状態でドアを閉めたら開かなくなってしまったとのこと。
ラッチが飛び出してしまったようですね…
上の写真は別の現場で撮影した今回のと同じ型番のものです。作業前の写真を撮り忘れたので代用してます💦
鍵交換の間は最後までドアを閉めない
実はこういったトラブル意外に多いのですが、鍵交換中にドアを閉めると開かなくなります。型番にもよりますが…
その際、内側や外側からラッチを直接触れれば良いのですが、触れない場合は錠前を破壊orラッチを切断しないともうドアは開きません。
ただラッチの切断は最終手段で、ドア本体にも傷が付くため基本的には錠前破壊→無理ならラッチ切断をします。
今回もラッチは全く見えない状態だったので、錠前を破壊したところ無事に開いてくれましたm(_ _)m
三角のピョコンと飛び出ているのがラッチです。
壊しても鍵の開け閉めは可能
破壊と言っても錠前内部のラッチ機能のみを綺麗に壊して解錠しますので、鍵の機能は今後も使用可能です♪もちろん錠前ケースを新品に交換してあげれば、何事もなかったかのように復旧できます👍
今回のお客様はご自身で錠前交換されるとのことでしたので、開けるとこまでで作業終了です(^_^)
写真の下が今回破壊したラッチ機能で、上側が鍵を開け閉めするデッド機能です。
ラッチが飛び出し過ぎると厄介
今回は錠前ケースを破壊し、そこから連動している部品を強制的に引っ込めて開錠できましたが、ラッチが飛び出し過ぎて連動が外れてしまうと厄介です💦
連動していないと錠前ケースを破壊しても解錠できないため、ラッチを切断するしか方法がなくなります。
そしてこのラッチの連動が外れているかどうかは、実際に錠前ケースに穴を開けて破壊するまで分かりません。全てドアやドア枠の内部で起きてることなので、外見からは調べられないんです…
そしてこのラッチの切断はかなり大変なことが経験上多いです。
サンダーでドアやドア枠をがっつり傷つけて切断すれば簡単ですが、弊社では傷を必要最小限で抑えるため基本的にサンダーは使用しません。
少しの隙間からラッチ本体にドリルで穴を何発も開けたりするのですが、それでもドアは少なからず傷付きますし何本も刃が折れる&時間が掛かります💦
ちなみに下の写真は、今回の現場で開錠後に取り除いたラッチです。
ラッチのトラブルはお近くの鍵屋さんへ
一般の方がラッチ機能のみを壊して解錠するのは非常に難しいです💦
誤ってラッチ以外を壊してしまったり、ドアに大きい傷を付けてしまう方もいらっしゃいます。そして大半のお客様がそこまでしても開錠まで至りません。
鍵のメンテナンスや交換をされる方は、全ての作業が完了するまでドアは絶対に閉めないようお気をつけ下さい。
それでももし途中で閉めてしまい、ラッチが飛び出してドアが開かなくなった際はお近くの鍵屋さんに依頼されることをお勧めします。
費用・作業時間・出張エリア
費用と作業時間
ラッチの飛び出しによる解錠作業の場合、実際に現場を確認するまで費用や作業時間を出すのが非常に難しいのですが目安として掲載致します。
尚、ここで掲載する費用は鍵屋KOロックの場合です。
●隙間から簡単に解錠できる場合
・総額¥8千円〜¥1万3千円+税
・作業時間は約5分〜20分
●錠前ケースの破壊による解錠
・総額¥1万5千円〜¥2万円+税
・作業時間は約30分〜1時間前後
●ラッチ切断による解錠
・総額¥2万円〜¥2万5千円+税
・作業時間は約1時間〜2時間
※出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、詳しくは電話にてお問い合わせ願います。また上記の費用は鍵屋KOロックに直接ご依頼頂いたお客様のみとさせて頂きます。
出張対応エリア
出張対応エリアは千葉県・茨城県・埼玉県の一部のみ。
決して単価が高い作業ではないため、東京都内や遠距離出張は行っておりません。