鍵をかけてもドアが開く?
こんばんは鍵屋KOロックです♪
最近やーーーっと雨が減ってきましたね!もうそろそろ梅雨も終わりでしょうか☀
これからは暑さとの戦いになりそうですが、先日購入した小型扇風機で夏も乗り切りたいと思います(^^)
さて今回は、元請け様からのご紹介案件で、茨城県取手市へ出張対応してきましたのでその投稿です✍
ご依頼内容は『鍵を閉めてもドアが開いてしまうので修理or交換して欲しい』といったもの。
鍵穴の故障・錠前不良・ドアの不具合などいろいろ考えられますが、既に予約で入っているとのことなのでとりあえず時間に合わせてお伺いして見てみることに🚙💨
扉は強化ガラスの両開きドア(観音開きタイプ)だったのですが、片側は鍵穴(シリンダー)が付いており、もう片側は写真の【フランス落し】が付いておりました。
もしかして…
私『鍵を締めてもドアが開いてしまう状態を見たいので、1度いつも通りに鍵を掛けて頂いても良いですか?』
とお願いしてやって頂くと、やはりフランス落しの存在に気付いていらっしゃらない!!これでは鍵穴(シリンダー)を施錠しても、ドアを押したり引いたりすると普通に開いてしまいます💦
単純に使い方を知らなかっただけみたいです😅
ただ現場は会社様で、たくさんのスタッフ様がいらっしゃったのですが誰もフランス落しの存在に気づかなかったんでしょうか??
現場終わってスタッフと話していたのですが、鍵屋である自分達にとっては当たり前の機能でも、一般の方からしたら何それ?の機能なんですかね🤔
とりあえず操作案内をして作業完了です!
フランス落しの施錠方法
施錠&解錠方法は至ってシンプル!ドア枠に設置されたフランス落しの「しゃもじ」みたいなやつを指で起こして反対方向にパチンと倒すだけ♪
これだけです(^^)
ちなみにフランス落しはドアの上下に付いていることが多く、上下共にパチンとすればドアは固定されて動かなくなります。
フランス落しで片側のドアを施錠し、もう反対側のドアの鍵穴(シリンダー)をカチャッと施錠すればドアはしっかりロックされます👍
何故フランス落し?
ちなみに何故【フランス落し】と言う独特な名前が使われているのか調べてみたのですが、どうやら洋風建築で使われる「フランス窓」のような扉の金物を落して施錠するってとこから来てるみたいです。
諸説あるようなので実際のところは分かりませんが😅