トヨタ車両のスマートキーの電池交換方法を解説
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
今回は、今更ですがスマートキーの電池交換方法を細かく書いてみることに。調べればネットやYou Tubeで大量に出てきますが、鍵屋として更に分かりやすく書いてみたくなったのです!
とりあえず第1弾は、トヨタ車のスマートキーの電池が切れた際の交換方法をご説明しますm(_ _)m
トヨタでよく使われてるスマートキー
まずはトヨタの中でもよく使われているこちらのスマートキーから!尚、色やボタン数が違うだけの物も作業は同じなのでまとめて説明しますm(_ _)m
- アイシス
- iQ(アイキュー)
- アクア
- アベンシス270系
- アリオン260系
- アルファード20系
- ist(イスト)110系
- ヴァンガード
- ウィッシュ
- ヴィッツ
- ヴェルファイア20系
- ヴォクシー70系
- エスティマ50系
- オーリス150系
- カムリXV40系
- カローラアクシオ
- カローラフィールダー
- カローラルミオン
- クラウンアスリート180系後期&200系
- クラウンマジェスタ180系後期&200系
- クラウンロイヤルサルーン180系後期&200系
- SAI(サイ)
- ノア70系
- 86(ハチロク)
- プリウス30系
- プリウスα(アルファ)前期
- ブレイド
- プレミオ26系
- ベルタ
- マークX(エックス)130系
- マークX(エックス)ジオ
- ラクティス
- RAV4(ラブフォー)30系&40系
- ランドクルーザー200系の前期&中期
- ランドクルーザープラド150系の前期&中期
- RAV4(ラブフォー)30系&40系
※同じ型式でも前期・中期・後期でスマートキーが違うこともあります。またその他にもあったらごめんなさい…
メカニカルキーを抜く
まずはスマートキーのサイド部分に押し込めるボタンがあるので、そこを押しながらメカニカルキー「非常解錠用の鍵」を引っこ抜きます。
指先や爪でも押せますが、難しい場合は先端が細い物を使って奥まで押して下さい。
スマートキーのカバーを開ける
スマートキーの底部分に細い窪みがあるので、そこに抜いたメカニカルキーの先端を差し込みながら左右どちらかに捻りスマートキーのカバーを『パカッ!』っと開けます。
メカニカルキーが無いor操作しづらい場合は、マイナスドライバーを使うとやりやすいです♪
カバーを完全に開くとこんな感じ。
電池を外す
カバーを外すとスマートキーの基盤にボタン電池が固定されてるのが見えますので、このボタン電池を取り外します。
爪や細いマイナスドライバーを使っても外せますが、最初に抜き取ったメカニカルキーを隙間に差し込むと簡単です♪
ボタン電池を外したら新品に入れ替え、逆の順番で戻っていけば電池交換の完成です(^^)
ボタン電池の型番はCR1632
今回のスマートキーで使われているボタン電池の型番は【CR1632】。型番を間違えると取り付け出来なかったりカバーが閉じなくなるのご注意ください🙇
尚、このボタン電池はネット・ホームセンター・家電量販店の他に、最近では100円ショップでも見掛けます。
その他のトヨタのスマートキー1
本当は上記までで書くの止めようと思ったのですが、他のスマートキーを使ってる方のために頑張って写真を撮りました👍
ここからはスピードアップして解説します!
※写真はクリックで大きく表示できます。
こちらは少し昔のトヨタ車で使われていたスマートキー。20系プリウス・30系ハリアー・18前期クラウン等で使われていますが、それぞれ互換性はありません。
- クラウン180系前期
- パッソ10系
- ハリアー30系
- プリウス20系
- マークX120系
- ラッシュ200系
- bB(ビービー)20系
※他にもあったらごめんなさい…
メカニカルキー&カバーを外す
スマートキーを逆さにすると横にスライドできるボタンがあるので、そいつをスライドさせながらメカニカルキーを引っこ抜きます。
メカニカルキーを完全に抜いたら、再度ボタンをスライドさせながらトヨタロゴの表面カバーを下側にスライドさせるようにして外します。
精密ドライバーで4本のネジを外す
カバーを外すと4本のネジが付いてるのが見えるので、精密ドライバーを使って4本のネジを全て外します。一部ネジが2本のタイプもありますが、その際は2本とも外して下さい。
ボタン電池を外す
全てのネジを外してカバーを開けるとボタン電池が見えるので、このボタン電池を新品に入れ替えます。尚、写真の位置に細いマイナスドライバーを差し込むと簡単に外せます。
※これ知らないと結構ボタン電池を外すの苦労します。ピッタリと隙間なくハマっているので…
電池の型番はCR2032
使われているボタン電池の型番は【CR2032】。ネット・ホームセンター・100円均一などでお買い求め下さい。後は来た道を元に戻っていけば電池交換の完成です👍
新しいトヨタのスマートキー
お次はトヨタの中でも割と最近!新しい年式で使われているスマートキーの電池交換方法について解説します。
上のスマートキーは30系アルファード&ヴェルファイア・80系ヴォクシー&ノア・50系プリウス・210系クラウンなど、比較的年式が新しい車両でよく使われています。車種で中の基盤やボタン数は異なりますが作業や電池は一緒なのでまとめて解説しますm(_ _)m
- アルファード30系
- ヴェルファイア30系
- ヴォクシー80系
- エスクァイア
- オーリス180系
- カムリXV50系
- カローラ系E210系
- クラウン系210系
- クラウン系220系
- C-HR(シーエイチアール)
- シエンタ
- ノア80系
- ハイラックスGUN125型
- ハリアー60系
- ハリアー80系は電池型番が【CR2450】
- プリウス50系
- プリウスPHV(ピーエイチブイ)
- プリウスα(アルファ)後期
- MIRAI(ミライ)
- RAV4(ラブフォー)50系
- ランドクルーザー200系後期&300系
- ランドクルーザープラド150系後期
※これまた他にもあったらごめんなさい…
メカニカルキーを抜く
まずは他のスマートキーと同様メカニカルキーを抜きます。写真は側面に押し込むボタンがありますが、種類によってはボタンが裏面や底にあり、スライドタイプもあります。
カバーを外す
スマートキーの底の面に細い溝があるため、そこに引っこ抜いたメカニカルキーを挿しながらクルッと回してカバーを開けます。難しい方はマイナスドライバー等を使用して下さい。
電池を新品に交換
カバーを完全に外すと基盤に固定されたボタン電池が見えますので、新品の電池に交換すれば作業完了♪電池が見えない場合は基盤をひっくり返すと見えます。
※電池を外す際、下側の隙間にメカニカルキーを差し込むと簡単に持ち上がります。
電池はCR2032
電池の型番はCR2032。ネット・ホームセンター・100円ショップ等でご購入下さい。難しい場合は最寄りのトヨタディーラー様にご依頼しても良いと思います♪
電池の寿命
スマートキーの電池が切れる寿命は使用頻度で大きく異なりますが、おおよそ1〜2年と言われています。
電池残量が少なくなるとメーターに警告灯が出たり、スマートキーのリモコン操作の可動域が狭くなるといったことが起きますので、そういった症状が出たら早めに電池を交換しましょう!
※弊社でスマートキーを登録作製してお客様にお渡しする際は、必ず電池を新品に交換しておりますのでご安心下さい。
スマートキーの電池が切れた状態でエンジンを始動させる方法
スマートキーの電池が完全に切れてしまった際、時間に余裕があれば簡単に電池を交換できます。
しかし!急いでる場合などとりあえず車を動かしたいって方のために、電池が切れた状態でエンジンをかける方法を解説します。
メカニカルキーでドアの鍵を解錠
まずはドアの鍵を開けて車内に入るのですが、スマートキーの電池が完全に切れてしまうとドアノブ/ドアハンドルを握ってもリモコンを押しても鍵は開きません。完全に無反応…
そんな時に助けてくれるのがメカニカルキー!
普段は出番のないメカニカルキーですが、いざって時に助けれくれます♪上の方の写真で説明した通りメカニカルキーをスマートキーから抜き取り、運転席側にある鍵穴に挿して回せば鍵が開きます👍
エンジンの始動方法
●プッシュスタートのみのトヨタ車
鍵が開いたら車内に入り、ブレーキペダルを踏みながらスマートキーのトヨタロゴの面をプッシュスタートボタンにくっつけます。
すると『ピッ』って音と共にプッシュスタートボタンに緑色の光が点灯するので、その状態のままプッシュスタートボタンを指で『ポチッ』と押します。
これでエンジンが始動します(^^)
専用スロットがあるトヨタ車
20系プリウスや18クラウン前期のようにプッシュスタートボタンの横に専用スロットがあるタイプは、そこにスマートキーを『カチッ』と挿し込んでからプッシュスタートボタンを押します。
ただこれらはあくまで非常用のエンジン始動方法になりますので、お早めに電池交換することをお勧めします💦
今回はトヨタ車の電池交換方法&電池が切れた際のエンジン始動方法についての解説でしたm(_ _)m