ヴェロッサの鍵を全て紛失した時のキー作製やイモビライザー登録

➿フリーダイヤルで無料見積り➿

こんにちは鍵屋ＫＯロック「ケーオーロック」です☆

少し前の新型シエンタのブログの最後で触れた【ぼったくり鍵業者の撲滅運動】についてですが、1つの壁にぶち当たりました。

それは単純にお金の問題。完成させるにはかなりの時間や手間が掛かるのですが、無料のまま進めるにはあまりにきつい！でも有料にしたら何か違う！

なんとなくのフォーマットは完成したのですが、この壁の越え方が分からずストップしてます。しばらく相方スタッフと相談して考えます🙇

ヴェロッサのイモビライザーキーを全紛失

さて今回は、【トヨタ ヴェロッサ】の鍵を全て失くしたことによるキー作成＋イモビライザー登録に出張してきましたのでその紹介です✍

確か弊社でもヴェロッサはお初！3年と経たずに生産販売が終わったちょいと珍しいお車なのです。

実際の車両がこちら。

イモビライザーの有無で鍵が異なる

イモビライザーとは盗難防止システムの一種で、搭載されているかいないかで使用する鍵や作業内容が大きく異なります。

●イモビライザーなしの金属キー

イモビライザーが搭載されていないヴェロッサであれば、シンプルな金属キーを作成するだけでエンジンを始動できます。鍵の形状は全てギザギザの刻みキーです。

●イモビライザーキー

イモビライザーが搭載されたヴェロッサでは写真のような鍵を使います。キーヘッド(黒色のプラスチック)部分にイモビライザーのIDチップを埋め込み使用します。

新しい鍵を作成する流れ

鍵を全てなくした状態から弊社がどのようにして新しい鍵を作製するか、簡単に作業の流れを説明します。

ピッキング開錠のキー作製

現場到着後、まずはピッキングという方法でドアの鍵を開錠します。

ヴェロッサは年式・グレード・オプションに関係なく鍵の形状は全てギザギザの刻みキータイプのため、ピッキングでサクッと解錠できます。

解錠後はそのままデータを取り、金属キー(鍵足)部分を削って作製。削り終わればドアの鍵を『カチャカチャ』と開け閉め可能になります。

イモビライザー登録

イモビライザーが搭載されていないヴェロッサであれば、金属キーを作成した時点でエンジンも始動し作業完了です。

しかし、今回のようにオプションでイモビライザーが搭載されている場合は、イグニッション(エンジン始動用の鍵穴)に鍵を挿して回してもエンジンはかかりません。

盗難防止システムにより点火機能が働かないため、ここからイモビライザー登録を行う必要があるのです。

ちなみにヴェロッサで使われているイモビライザーIDは「4Cチップ」。簡単にテスターだけで登録できる「4Dチップ」と違い、コンピューターを外してはんだごてで小さいチップのデータを読んだり編集する必要があります。

これが俗に言う【イモビライザー登録】

データ編集が終わったら再度コンピューターを元通り取り付けし、チップを埋め込んだ鍵でイグニッションを回せば晴れてエンジン始動です👍

トヨタディーラー様に依頼した場合

上記では弊社にご依頼頂いた場合について記述しましたが、トヨタディーラー様に依頼された場合は作業内容がガラッと変わります。

イモビライザーが搭載されていなければキープレートやシリンダーに刻印されたキー番号から純正キーを取り寄せして簡単に解決できるのですが、イモビライザーが搭載されている場合は簡単にイモビライザー登録が出来ません。

上記のデータ編集は弊社のような鍵屋独自の登録方法であり、トヨタディーラー様の場合はコンピューターの新品交換が必要不可欠。

車検証情報から新品コンピューターやイモビライザーキーを取り寄せ、既存コンピューターと載せ替えることでイモビライザー登録が可能になります。

コンピューターの取り寄せができれば…

ヴェロッサは既に20年前に生産が終了している車両になるため、発注できるのかは弊社もよく分かりません💦また出来たとしても￥10万円以上は掛かります。

詳しくは最寄りのトヨタディーラー様にご確認願います。

費用・作業時間・対応エリア

ヴェロッサの鍵を紛失した時の費用・作業時間・対応エリアは、イモビライザーの有無で大きく異なります。

ヴェロッサで使われている【4Cチップ】のイモビライザーには対応していない鍵屋さんもいますので、他社様に断られた方もまずはお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

即日で新しい鍵を作成します😉

➿フリーダイヤルで無料見積り➿