ハリアーの鍵紛失によるイモビライザー登録作製に出張
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
昨日ですが、平成18年式以降の【トヨタ ハリアー】の鍵紛失に出張対応してきました!
そういえばまだうちはハリアーのページを作ってない💦
ということで!今回はハリアー専用ページを作製してみたので、鍵やスマートキーを全て失くしてお困りの方はご参考下さいませm(_ _)m
- 車種:トヨタ ハリアー
- 年式:平成19(2007)年4月
- 型式:30系「ACU3#W/MCU3#W/GSU3#W型」
- 鍵穴:MT6「内溝キー/ウェーブキー」
- 防犯:イモビライザーあり
※ハリアーは平成15(2003)年2月以降、全車標準でイモビライザー搭載車
ハリアーは、2代目「平成15年2月」以降イモビライザーが標準装備されておりますので、単純な金属キーを作製しただけではエンジンがかかりません。
昔ながらの金属キーでエンジンをかけようとしても、『カッカッカッカッカ・・・』という状態がずっと続くだけで『ブルルーン!!』と点火しないんです。
エンジンを始動させるためには、コンピューター「ECU」に新しいイモビライザーデータを記憶させる必要があるため、鍵の根本にチップが入った専用のイモビライザーキーを使います。
■ハリアーのイモビライザー確認方法
2代目ハリアーの場合ですが、、ナビ付近で「security」と書かれた文字の左で、赤い●が点滅してたらイモビライザー搭載確定です。エンジンを始動させていなくても点滅してます。
※イモビライザーとは盗難防止機能の一種。搭載されている場合はイモビライザー登録をしないと点火機能が働かず、エンジンが始動しない仕組みになっております。
ハリアーの鍵紛失だと年式が重要!
ハリアーで鍵紛失した場合、平成18年辺りを境に費用や時間が大幅に変わってきます。
何故変わるのか!
それは単純に作業工程が大きく異なるからです☝
平成15年~18年辺りまでのハリアーであれば、内装をどこもバラす(分解する)必要がなく、OBDからサクッとイモビライザー登録できます。
それが平成18年以降のハリアーだと、OBDからはイモビライザー登録できないように改良されているんです💦
ハンドル・ナビなどの内装をばらばらに外しつつコンピューター「ECU」を発掘し、直接データを弄ってイモビライザー登録をする必要があります。
イモビライザーに対応している鍵屋さんでも、バラし作業が大変な平成18年以降のハリアーは対応してません✋てとこも多いかと。
弊社も昔はそうでしたから(T_T)
開錠・鍵作製・イモビライザー登録
ハリアーのエンジンが復旧するまでを、簡単に説明させて頂きますm(__)m
ドアの鍵開け/解錠作業
ハリアーに限らず鍵紛失案件の場合、基本的にドアの鍵は施錠されている状態なので鍵開け作業からスタートです❗
鍵穴はトヨタのMT6「内溝キー/ウェーブキー」
正直トヨタ車の場合、ハーフタンブラーが使われている旧式のギザギザキーより、内溝キーの方がピッキングで確実に開くので助かります。
今回は約5分ほどで開錠に成功!
と同時に、ドアも開けてないのに防犯アラームが『プー!プー!』と大音量で鳴り響きます😅
うるさいのでとりあえずバッテリーを外します。
鍵作製
開錠後、とりあえずドアやエンジンをスカスカ回せる鍵を作製します。ディーラー様と違って鍵穴内部の情報を読み取って作成しますので、鍵番号などは必要ありません。
また鍵はコンピューターマシンを使って切削。
コンピューター制御なので、手動で削るのに比べて早い!確実!綺麗で正に純正レベルです♪
バラし作業+イモビライザー登録
鍵作製後、エンジンを始動させる上で一番大事なイモビライザー登録を行います❗
そのためにまずは内装バラし作業。
2時間後、、、
必要ないところもバラしたりでちょいと時間が掛かってしまいましたが、何とかコンピューター「ECU」をゲット!
後はコンピューターからデータを吸い取り、イモビライザーチップを生成。
それが終わったら今度はひたすら内装を戻していきます。
外した内装や配線を全て元通り組み立てたら、最後に外しておいたバッテリーを繋げれは作業完了!
鍵挿して回せばエンジン始動します(^^)/
イモビライザーマークが消灯
ずっと点滅していたセキュリティの赤い●も無事に消灯してます。イモビライザーが認証された証拠です!逆にエンジン始動してるのにまだ点滅していたら異常です。
マスターキーとスペアキー
ユーザー様なら知ってる方もいらっしゃるかと思いますが、30ハリアーには《マスターキー》と《スペアキー》という2タイプの鍵が存在します☝️
違いはスペアキーを追加登録する権限があるか無いか!!
分かりやすく説明すると、《マスターキー》をディーラー様に持っていけば2本目・3本目とエンジン掛かる鍵を追加登録できるのですが、《スペアキー》を持っていっても追加登録することが出来ないんです❗
追加登録ができるのは《マスターキー》のみ☝
※鍵屋ならスペアキーからでもエンジン始動する《クローンキー》を作れます。
こんな感じで30ハリアーには2種類の鍵がある訳ですが、弊社がお客様にお渡しする鍵は《マスターキー》なのでご安心下さいm(__)m
現場で2本目を追加登録しなくても、後でお時間がある際にディーラー様に持って行くことで追加登録ができます!
ハリアーのスマートキー紛失
ここまでずっと鍵挿しタイプのハリアーについて記述しましたが、鍵屋KOロック「ケーオーロック」はスマートキータイプにも対応しております👍
●型式別スマートキーの種類
こちらは30ハリアーハイブリッドで使われていたスマートキー。プッシュスタートボタンの横にスマートキーを挿し込む専用スロットがあるのが特徴です。18クラウン前期と似てます。
こちらは少し新しい60系ハリアーで使われていたスマートキー。専用スロットは存在せず、プッシュスタートボタンのみ設置されています。
こちらは令和2(2020)年に販売開始された80系ハリアーのスマートキー。中古での登録ができないため、トヨタディーラー様で新品を購入する必要があります。
スマートキー紛失の場合、非常解錠用の鍵「メカニカルキー」も出張したその場で作製できますのでご安心下さい♪コンピューターマシンで完璧に仕上げます👍
費用・作業時間・出張エリア
費用と作業時間
ハリアーの鍵紛失に掛かる費用と作業時間は、イモビライザーの有無・バラし作業の有無・スマートキーの種類で大きく変動します。
また年式によっても変動が大きいため、詳しくは以下の料金表をご確認下さい。
●鍵挿しタイプ「イモビライザーなし/10系/ギザキー」
・総額¥1万5千円~¥2万3千円+税
・作業時間は約30分前後
●鍵挿しタイプ「イモビライザーあり/平成17年式まででバラし作業なし」
・総額¥4万円~¥5万円+税
・作業時間は約30分~40分
●鍵挿しタイプ「イモビライザーあり/平成18年式以降でバラし作業あり」
・総額¥7万円~¥8万円+税
・作業時間は約4~5時間
●30系&60系の純正スマートキー「バラし作業なし」
・総額¥5万円~¥6万5千円+税
・作業時間は約30分~1時間
●80系の社外スマートキー
・総額¥5万5千円~¥6万5千円+税
・作業時間は約1時間
●80系の純正スマートキー
・総額¥6万5千円~¥7万5千円+税
・作業時間は約1時間
●スマートキー「18年辺り〜H25年の30系でバラし作業あり」
・総額¥8万円~¥9万円+税
・作業時間は約5〜6時間
※出張場所・夜間早朝・スマートキーの種類によって費用に幅が御座いますので、詳細なお見積りは電話にでご確認下さい。
ちなみにスバルディーラー様の場合、イモビライザーが搭載されているハリアーの鍵を全紛失するとコンピューター交換が必須になるため、費用は¥10万円〜¥20万円&納期は約2週間掛かります。
悪質なぼったくり業者による高額請求が多発しています。格安の最低料金だけを掲載しているサイトにはご注意ください。
出張エリア
出張エリアはイモビライザーの有無によって変動します。
●イモビライザーなし「10系/ギザキー」
千葉県・茨城県・埼玉県の一部。
●イモビライザーあり「30系・60系・80系」
千葉県・茨城県・埼玉県・東京都・神奈川県・栃木県・福島県の一部。
【トヨタ ハリアー】の鍵紛失やスマートキー紛失でお困りの方は、鍵屋KOロック「ケーオーロック」にお任せくださいませ!
即日でエンジン始動させます(^^)/