U9の鍵を壊して解錠
こんばんは鍵屋KOロックです!
前回U9のピッキング解錠のブログを投稿しといてなんですが、今回はU9の破壊解錠に出張してきましたのでその紹介です😅
ご依頼内容は詳しく書けませんが、とりあえず今回はとある警察署からのご依頼。現場で鍵を壊さない他の方法もご案内はしたのですが、訳ありで破壊解錠をすることになりました!!
U9の破壊解錠なんていつ依頼でしょう…
U9の破壊解錠は型番で難易度が変わる
U9シリンダーを壊して解錠する際、型番によって壊し方が異なります。楽なのはやはりLA.BH.LSP辺り…
そして個人的に苦手なのがPMK.RA.HPD辺り…
ちなみに今回の現場の型番はU9PMK。PMKは輪切りにできないため地道にドリルで攻めます😱
※過去にどこかの鍵屋さんがPMKを輪切りにした後処理に行ったことがありますが、エスカッションもドアもズタズタでした💦
最初の写真だけ急いでて撮り忘れましたので、イメージしやすいように過去に作業した同じU9PMKの写真をアップしときます。
破壊解錠スタート
警察官に見守られながら破壊解錠を開始します!
ドリルを突いてつくしを突いて入口広げてサイドバーをズボッと抜き取ります!!(かなり簡単に書いてますw)
他にも良い方法があるのかもしれませんが、うちは破壊解錠についての知識は正直そこまでありません💦
ただ今までは超硬も取り除いてからサイドバーを抜き取っていたのですが、超硬を取らずにサイドバーだけ抜き取る良い方法を見つけました💡
それでも作業開始してから実際にドアが開くまで約30分近く掛かってますので、時間ある時に破壊解錠の良い方法も検証していきます(TT)
解錠後の写真がこちら。
※防犯上、壊した鍵穴には軽くモザイク処理してます。
一般の方が壊すのは難しい
稀にお客様から『鍵を壊して開けるのなら誰でもできる』と言われますが、個人的にはかなり難しいと思っています。
特に今回のようなU9PMKをお客様が壊して開けるのは非常に厳しいかと。ドリルを突けば簡単に開くと思ったら大間違いです😣
しっかり構造を理解した上で弱点を責めなければ鍵は開きませんし、ドアや錠前に傷1つ付けることなく開けるにはやはりそれなりの知識と道具は必要になってくるかと☝
ちなみに今回は鍵交換までのご依頼でしたので、解錠後に新しいシリンダーへ交換させて頂きましたm(_ _)m
99%以上は鍵を壊さず解錠可能
今回は警察署からの指定で鍵穴「シリンダー」を壊して開錠しましたが、弊社では鍵を壊して開けるのはかなり稀です。
基本的には鍵や錠前を壊すことなく無傷で解錠しますのでご安心下さい(^^)
実際、弊社の過去のデータを見返しても非破壊解錠率は99%を余裕で超えております♪