普通の鍵の解錠依頼
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
最近またブログの更新が滞っておりますが、至って平常運転で書くようなネタが見つからないとです。強いて言えば、本日相方スタッフが往復9時間掛けて新潟県某所へ弾丸出張してることくらいでしょうか👀
そんな平常運転の中なので、今回はシンプルな【普通の鍵】の解錠作業について書いてみることに✍
場所は○○市で普通の鍵です。
普通の鍵!!全国の鍵屋さんが苦手とする判断が非常に難しい単語です。
普通の鍵は見積りが難しい
解錠方法によって費用が異なります。
鍵の形状によって解錠方法が変わるのですが、ギザギザしていたキーかポツポツ凹凸があったディンプルキーか分かりますか?
また玄関ドアにドアスコープという丸い硝子の覗き穴は設置されていますか?
鍵は普通の鍵でドアスコープは付いています。
●ギザギザしていてピッキング可能な場合は総額¥1万円+税
●ディンプルキーやピッキング防止用のU9と呼ばれる型番が付いていた場合は総額¥1万5千円+税
もしくは鍵穴の写真を撮って弊社に送って頂ければ、すぐにはっきりとしたお見積り金額をご案内できます。
簡単に上記のようなやり取りでご成約頂きましたm(_ _)m
実際に付いていた鍵
そんな今回の玄関ドアがこちら。
ふむふむ。
で、鍵穴をアップで撮影したのがこちら。
うむ、玉座のディンプルシリンダーですな!メーカーや型番は恐らくAGENTのGMD500。
やはり普通の鍵の判断は難しい(TдT)
今回のお客様にとってはディンプルキー(ポツポツと凹凸のある鍵)が普通で、刻みキー(ギザギザの昔ながらの鍵)はが普通ではないのです。
専用アタッチメントでドアスコープから解錠
解錠方法は弊社の道具だと2通りあるのですが、玉座専用の【カメラ付きアタッチメント】を持っているためドアスコープから開けることに☝
よってまずはドアスコープを取り外します。ドアスコープの有無を事前に確認したのはこの為です。
あとはいつもの道具の先端に【カメラ付きアタッチメント】を固定し、スマホを見ながらサムターンを『カチャ』と回すのみ!
カメラなんて使わず感覚のみで開けれればかっこいいのですが、カメラに慣れてからは感覚が鈍くなってしまってダメダメ☠️
結果開けば良いのです!と今回も言い訳します。
普通の鍵の判断はやはり難しい
今回、現場で料金に関して少しだけ揉めました。
理由は【普通の鍵】の定義が僕とお客様で違ったことと、弊社の前に電話をした他の鍵屋さんに『最低料金¥8,000円〜』の見積りを出されていたととかで…
事前に今回のディンプルキーだった場合の費用をお伝えしましたが、安い方だと思ったから依頼したと言われてしまいました。
普通って難しいです。