フォルクスワーゲンのルーフバー/ルーフレールの紛失キー作製に対応

鍵屋KOロックのお勧めポイント6点を紹介電話番号(0120-524-169)➿フリーダイヤルで無料見積り➿

 

フォルクスワーゲンのルーフレールの鍵が1本もない

こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆

今回はフォルクスワーゲン製のルーフレールの紛失キー作製に出張してきましたのでその紹介✍

お客様
お客様
フォルクスワーゲン製のルーフレールの鍵を紛失して1本も無いのですが、0から新しく作製して貰うといくら掛かりますか?
場所は○県○市です。
大変申し訳ございませんが、ルーフ系の鍵作製ですと○県までの出張対応はしておりません。
お近くの鍵屋さんに連絡してみるのが良いと思います。
モンキーくん(作業員)
モンキーくん(作業員)
お客様
お客様
付近の鍵屋さん数社に既に問い合わせたのですが、海外製ということもあってか全て断られて困っております。
こちらから御社まで行くので作って頂けませんでしょうか?

簡単に上記のやり取りがあったのですが、弊社は出張専門のため店舗がありません(TT)

しかしながら大変お困りのようなので、付近の大型ホームセンターまで来て下さるならとお伝えしたところすぐご成約に!

後日、本当に他県から遠路はるばる来て下さいました🙇何が何でも鍵を作りましょう!!

そんな今回のルーフレール/ルーフバーがこちら。

フォルクスワーゲンの純正ルーフレールの鍵を紛失
フォルクスワーゲンの純正ルーフレールの鍵を紛失
ルーフバー/ルーフレールの情報
  • メーカー:フォルクスワーゲン
  • 鍵穴の数:4ヶ所同一キー
  • 鍵の形状:ギザギザしている刻みキー
  • 使用したブランクキー:M302番

関連記事→フォルクスワーゲンの純正ルーフキャリアの鍵作製

海外製はブランクキーの選定が重要

海外製のルーフ系の鍵作製はブランクキー選定が重要
海外製のルーフ系の鍵作製はブランクキー選定が重要

過去に作業したフォルクスワーゲン製のルーフレールは【H816番】のブランクキーを使って鍵を作製しました。

ブランクキーとは削る前の元になる鍵のこと

しかし今回は前回とキーウェイが違うため同じブランクキーは使えません。地道に1本1本フィットするブランクキーを挿して選びます。

結果、【M302番&M308番】が使えそう!ただ同じブランクキーでも生産メーカーによって挿さったり挿さらなかったり。これは海外製あるある。

挿さらなかったり挿さりが微妙な場合はキーウェイやその他諸々を縦彫りマシンやヤスリで微調整。とにかくストレスなく抜き差しできるようにします。

作業後に相方スタッフと話したのですが、どのブランクキーを選ぶかやどう加工するかって作業する鍵屋さんのセンスが地味に出ます。

純正ブランクキーを持っていれば関係ないのですが、少なくとも弊社は海外製のブランクキーは持っていませんし今後も在庫する予定はありません☠️

ここからは備忘録としてメモ。

  • 最終的にはM302番を使用。M308番だとショルダーの高さが原因で鍵を挿した時の位置がたまにずれる
  • M302をそのまま使うと先端がぶつかってしまうため、先端を削り落としてショルダー合わせに
  • 鍵穴が解錠方向(縦向き)になるとキーヘッドが本体に干渉するため、削り落として滑らかに加工
海外製のルーフ系の鍵作製はブランクキー作製から
海外製のルーフ系の鍵作製はブランクキー作製から

データを取って鍵の作製

使用するブランクキーの加工が完成したら、実際に鍵穴内部をスコープで覗いて段差データやピッチデータを読み取ります。

読み終えたら車に積んでるキーマシンでブランクキーをカット!ここが紛失キー作製の醍醐味ですが、慣れた作業なのでサクサクっと終わらせます。

削り終えたら実際に鍵が回るかチェック!

ルーフ系は酷い錆が原因でここから大ハマリすることが頻繁にありますが、今回はグリーススプレーがたっぷりと塗り込んであったからか気持ちよく回りました(^^)

フォルクスワーゲンのルーフバーの紛失キー作製
フォルクスワーゲンのルーフバーの紛失キー作製

コアが抜けて大ハマリ

鍵がスムーズに回って作業完了!と思ったのも束の間、鍵を抜こうとしたらコアもそのまま抜き出てきました😱

鍵を抜くとコア(シリンダー)が飛び出てくる
鍵を抜くとコア(シリンダー)が飛び出てくる

これはルーフ系に限らず、宅配ボックス・デスク・ロッカーなどその他系でよくある症状。主な原因はブランクキーの長さが短かったりで、押さなきゃいかないディスクをしっかり押せていないから。

今回も1番後ろにピョコピョコがあるし、おしりのディスクを押せていないのが原因?と思いきや違いました💦

国産のよくある作りと違い、このピョコピョコの高さを調整するためのディスクがシリンダー内部に入っていませんでした。このピョコピョコ完全に独立しています。

説明が難しくて誰にも伝わらない気がしますが、鍵(キー)をどうこうしてもこのピョコピョコは何の影響も受けないのです。

で、そこからいろいろ試した結果、コアを固定して裏から頑張ってこのピョコピョコを飛び出させれば大丈夫そう!

もはや書いてる自分ですら何を言ってるのか分からない(TT)

てかこれ本当に純正品?コアがあと1mm長ければ問題ないのですが、1mm足りないせいで4ヶ所とも解錠状態にすると簡単に抜けてくる。同じメーカーのルーフ系とコアを交換されてるとしか思えません💦

とは言えお客様も遠路はるばる来て下さったため、ここからコアが飛び出てこないよう4ヶ所修理してなんとか終了。

鍵作製よりもコアが飛び出さないようにするのに時間が掛かり、結果として2時間半掛かりました。

費用・作業時間・対応エリア

ルーフ系の鍵を0から作製する作業ですが、あまりにも時間が掛かり過ぎることが多いため次回から大きく値上げすることにしました。

もちろん他社様と相見積もりして頂いて構いません。

●今回のフォルクスワーゲン製含め、ルーフ系の鍵作製に掛かる費用は総額¥2万5千円〜¥3万円+税

●作業時間は何の問題もなければ30分前後で終わることが多いですが、不具合を起こしていたり珍しい型番だったり錆が酷い場合は数時間掛かります。

●基本的な出張エリアは千葉県|茨城県|埼玉県の一部です。

出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせください。

ルーフ系は実際に作業に入るまで本当に時間が読めません。しかし逆にお時間さえ頂ければ、国内メーカーでも海外メーカーでも作製できると思います😉

鍵が1本もなくてお困りの方はお気軽にお問い合わせ下さいませm(_ _)m

 

電話番号(0120-524-169)➿フリーダイヤルで無料見積り➿