アルファードの鍵を紛失した時のスマートキー作成に対応

アルファードの鍵紛失やスマートキー紛失に対応する鍵屋

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こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!

今回は【トヨタ アルファード】の鍵やスマートキーを全て失くた場合の費用・時間(納期)・鍵屋とディーラーの違いなど、実際の作業事例を元に型式別に詳しく解説します。

同様のトラブルでお困りの方は参考にして下さい。

アルファードの鍵トラブルに出張対応!
アルファードの鍵トラブルに出張対応!

アルファードの基本情報

アルファードは2002年5月に初代10系の販売が開始され、ミニバンとして確固たる地位を築いたトヨタ自動車を代表する車両の1つ。

姉妹車はヴェルファイアで、どちらも近年だと完全な高級車の扱い。

そんなアルファードですが、人気車種で乗っている方が多いからか弊社ではご依頼数が非常に多い!ちなみに1番多いのはプリウスです。

アルファードの鍵紛失・スマートキー紛失のトラブル
アルファードの鍵紛失・スマートキー紛失のトラブル

アルファードの型式・年式・鍵の種類

まずはお客様のアルファードの年式や型式をご確認ください。型式によって使われているイモビライザーIDやスマートキーが異なり、それに伴って作製に掛かる金額も大きく変わります。

ディーラー様や他の鍵屋様に電話する際も、型式が分かっていた方がより詳細な見積り金額を提示して頂けると思います。もし車検証を見ることが可能であれば、そこの「初度登録年月」をご確認ください。

アルファードの型式年式「初度登録年月」鍵の種類
10系前期H14年5月~H17年4月鍵挿しタイプ
10系後期H17年4月~H20年5月鍵挿しタイプ
20系H20年5月~H27年1月スマートキー
30系H27年1月~R5年6月スマートキー
40系R5年6月~スマートキー

アルファードは全年式イモビライザー搭載

2023年の現時点でアルファードは10系~40系まであり、イモビライザーは型式・年式に関係なく全車標準搭載!!

このイモビライザーとは盗難防止装置の一種で、金属の鍵を作製しただけではエンジンが掛からない仕組みになっているシステムのことです。

金属の鍵でエンジンを掛けようとしても『カッカッカッカッ、、、』と永遠にセルが回るだけで点火機能が働かないため『ブルルンッ!』となりません。

車体のコンピューターに内臓されているイモビライザーIDと一致したイモビライザーキーやスマートキーを作り、イモビライザー登録を行う必要があります。

キー作成やスマートキー登録の流れ

アルファードの鍵やスマートキーを全紛失した場合、どのような作業で新しく0から作製するのかを型式ごとに簡単に解説します。

アルファード10系の鍵をなくした場合

アルファード10系のイモビライザーキー
10系のイモビキー

アルファード10系は、前期・後期に関係なく鍵を回してエンジンを掛けるタイプ。一見イモビライザーは無いように思えますが、鍵の根元の黒いプラスック部分にイモビライザーのIDチップが入ってます。

鍵屋さんやホームセンター等で金属のスペアキーを作製すればわかりますが、イモビライザーのIDチップが入ってない金属の鍵を差し込んで回してもエンジンは掛かりません(ドアの開け閉めは可能)。

アルファード10系もイモビライザー登録が必須です!

アルファード10系は前期と後期で登録方法が異なる

アルファード10系だけ前期と後期で分けて記載したのですが、その理由は使われているIDチップが異なる&イモビライザーの登録方法が大きく異なるからです。

  1. アルファード10系前期は「4Cチップ」
  2. アルファード10系後期は「4Dチップ」

アルファードハイブリッドの10系は前期後期に関係なく4Dチップが使われています。

アルファード10系後期は簡単

後期の4Dチップは鍵屋なら簡単にイモビライザー登録ができます。専用登録機でどこも分解することなく登録できるため時間にして約10分

鍵作製と合わせても約30分~40分で作業完了します。

アルファード10系後期のイモビライザー登録作製
アルファード10系後期のイモビライザー登録作製

アルファード10系前期はデータ編集が必要

前期の4Cチップは専用登録機だけではイモビライザー登録ができません。

車体からコンピューターを取り外し、そのコンピューターの基盤に付いているIDチップのデータを直接読み込んだり書き込んだりする【編集作業】が必要になります。

ちなみにこのデータの編集作業ですが、弊社では「はんだごて」でチップを外してデータを編集します。

クリップで簡単にデータを読み取る方法もあるのですが、この方法はデータを壊すリスクがあり、弊社も過去にデータを壊した経験があります。

その時は結局はんだごてでチップを外し、初期データを入れることで復活しました。そこからはリスク回避のためにクリップは使わないようにしています。

鍵作製と合わせると、約1時間ほどで完成することが多いです。

アルファード10系前期のイモビライザー登録
アルファード10系前期のイモビライザー登録

アルファード10系は後期の方が安く、前期の方が高くなります。

またイモビライザー登録に対応している鍵屋さんの中でも、前期の4Cチップには対応していないところが多々ありますので、ご自身の車がアルファード10系の前期後期かは把握しておいた方が良いでしょう。

スマートキーを紛失した場合

プッシュスタートボタン
イモビライザー搭載

アルファードの20系と30系と40系は、全車プッシュスタートボタンを押してエンジンを始動させるスマートキー&イモビライザー搭載車。エンジン始動用の鍵穴(シリンダー)は存在しません。

メカニカルキー(非常解錠用の鍵)を作成

まずは10系と同じくドアの鍵を解錠し、そのままアナログ式に鍵の開け閉めを行うメカニカルキー(非常解錠用の鍵)を作製します。

メカニカルキーとはスマートキーに内蔵されている非常解錠用キーのこと。バッテリー上がりやスマートキーの電池が切れた際、ドアの鍵を開け閉めするのに必要です。

20系以降は全て内溝キー/ウェーブキーと呼ばれる特殊形状の鍵が使われていますが、そんな特殊形状の鍵もコンピューターマシンを使い短時間で作成できます。

アルファードの鍵紛失によるメカニカルキー作製
アルファードの鍵紛失によるメカニカルキー作製

型式によってスマートキーが異なる

■20系アルファード

20系アルファードのスマートキー
20系アルファード

こちらは20系アルファードで使われている純正スマートキー。写真は4ボタン仕様ですが、3ボタンや5ボタンの物も存在します。また、ノアやヴォクシーなどでも使われております。

■30系アルファード

30系アルファードのスマートキー
30系アルファード

こちらは30系アルファードの上位グレードで使われているスマートキーで、「ALPHARD」の文字が記載されております。部品代が20系に比べると価格が高いので在庫が少し大変。

■40系アルファード

40系アルファードのスマートキー紛失登録
40系アルファード

こちらは令和5年6月に販売開始された新型アルファード(40系)のスマートキー。半導体不足の影響から純正品の在庫が難しくなっており、弊社では社外製スマートキーも在庫しています。

部品販売やスペアキーの追加登録のみの出張対応はしておりません。

イモビライザー&スマートキー登録

非常解錠用の鍵「メカニカルキー」を作製した後は車内に入り、既存コンピューターのデータを使いその場でイモビライザー&スマートキー登録を行います。

年式が平成28年辺りまでであれば登録に伴うコンピューターの脱着すら必要ありません!専用機械を使ってデータを抜き取りそのまま登録を行います。

今回も無事にエンジンが復活しました👍

アルファードのスマートキー紛失登録に対応する鍵屋
アルファードのスマートキー紛失登録に対応する鍵屋

平成29年式以降は簡単にイモビライザー登録ができない

30系の途中となる平成29(2017)年辺りを境に、鍵屋が使う専用機械(テスター)でもOBDから簡単にデータを吸い出すことができなくなりました。

データを抜け出せなくなったため、今までの方法ではイモビライザー登録やスマートキー登録ができません。

しかし!鍵屋KOロックは既に攻略済み!時間は掛かりますが別の方法で登録が可能です👍

数年前までは大掛かりな内装バラし&コンピューター交換で対応していましたが、令和4年3月に新しい登録方法を発見したため作業が非常に楽になりました♪

そこから更に研究を進め、今では現行モデルの40系アルファードのスマートキー紛失登録も対応可能です(^^)

下の写真は内装を分解し、イモビライザーコンピューターを交換した時のものです。アルファードは単純にサイズが大きいため、ダッシュボードを下ろすのが大変でした。

30系アルファードの鍵紛失による内装分解
30系アルファードの鍵紛失による内装分解

トヨタ純正スマートキーで対応

20系と30系で使用するスマートキーはトヨタ純正品のみ取り扱っていますが、40系のみ半導体不足の影響で在庫が追いつかない可能性があります。

現時点(2023年11月)では40系の新品スマートキーを購入するのに1ヶ月以上を要する状態であり、値段も高くなっております。また車検証情報を元に1つずつしか購入できません。

正規のトヨタディーラー様で購入してこの納期のため、どこで購入しても納期は変わらないと思われます。

なんとか在庫できるよう努力しておりますが、在庫がない場合は以下の対応となります。

  1. 納期を待って頂く
  2. 社外製スマートキーによる対応

社外製スマートキーであれば通常在庫しているため、お急ぎの場合でもすぐに対応が可能です。ボタン数は異なりますが、リモコン機能やスマート機能は純正品と変わりません。

弊社で作製した社外製スマートキーを元に、後日ディーラー様で純正スマートキーを追加登録することもできます。社外製は費用も少しお値引きさせて頂きます。

鍵屋やディーラーで掛かる料金や納期

アルファードの鍵を全紛失した場合、既存のコンピューターを使ったイモビライザーやスマートキー登録というのは鍵屋の専門技術です。

ディーラー様の場合は再登録といった方法ができないため、コンピューターの新品交換が必要です。

アルファードの鍵紛失によるコンピューター交換
アルファードの鍵紛失によるコンピューター交換

よって鍵屋とディーラー様どちらに依頼するかで、費用や納期が大きく異なります。

トヨタディーラー様でコンピューターを新品に交換すれば、イレギュラーなデータなど関係なく完璧に復旧できます。

  1. 型式やグレードによりますが、価格は約10万円~¥20万円+税
  2. 納期は部品の発注が必要になるため約1週間~2週間
  3. 指定工場までのレッカー移動も必須

鍵屋KOロックならコンピューターを交換することなく再登録で対応できます。しかし出張場所がどうしても限られます。

  1. 10系アルファードの価格は総額¥4万円~¥5万円+税「前期か後期による」
  2. 20系&30系アルファードの価格は総額¥4万5千円~¥6万5千円+税「年式やグレードによる」
  3. 40系アルファードの価格は総額¥6万円~¥8万円+税「スマートキーが純正or社外製かによる」
  4. 作業時間は30分~1時間
  5. レッカー移動の必要なし
  6. 出張エリアは千葉県・東京都・神奈川県・茨城県・埼玉県・栃木県・福島県の一部

●上記エリア以外のお客様
上記エリア以外にお住まいの方でお困りの方は一度ご相談下さい。別途出張費は掛かりますが、ディーラー様や大手鍵屋様もより安く対応できる可能性があります。

上記エリア以外はフリーダイヤルが繋がらない設定のため、以下の事務所直通の番号までお電話お願い致します。

鍵屋KOロックの事務所直通の電話番号

出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせ下さい。

クーポン使用で費用を更にお安く!

メーカーや車種によってはディーラー様の方がメリットが多いこともありますが、アルファードの鍵・スマートキー紛失に関しては鍵屋KOロック「ケーオーロック」の方が値段は安く納期も早いです!

型式とおおよそのエリア(◯県◯市)の情報を頂ければすぐにお見積りできます。

確かな経験と技術で対応させて頂きますので、まずはお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

 

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