こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
今回は、【三菱ふそう キャンター】の鍵が1本も無い状態からのキー作製+イモビライザー登録に出張してきましたのでその紹介です✍
実際に作業したお車がこちら。
- メーカー:三菱ふそう
- 車種:キャンター
- 年式:平成22(2010)年
- 型式:FE7・8型
- 鍵穴:ギザギザの刻みキー
- 防犯:イモビライザーあり
※キャンターは平成21(2009)年4月からイモビライザーが全車標準で搭載
※関連記事→キャンターの紛失キー作製
今回のキャンターは年式「車検証の初年度登録年月日」が平成22年式のためイモビライザー搭載確定。
イモビライザーが搭載されていると単純な金属キーを作製しただけでは点火機能が働かずエンジンは始動しないため、新しい鍵の情報をコンピューターに記憶「イモビライザー登録」させる必要があります☝
※イモビライザーとは盗難防止機能の一種
イモビライザーキー登録作成の流れ
ドアの開錠&鍵作製
今回のキャンターに限らず、鍵をなくした案件の大半はドアの鍵がロックされている施錠状態!
そのためドアの鍵を開ける解錠作業から入ります。と言ってもキャンターの鍵はギザギザの刻みキータイプしかないため、ピッキングで平均5分もあれば問題なく開錠できます♪
開錠したらそのまま鍵穴(シリンダー)内部を専用スコープで覗き、データを読み取りキーマシンでブランクキー(元になる鍵)を削り起こします。
これでスカスカ回る金属キーが完成(^^)
イモビライザーが搭載されていないキャンターならこれでエンジン始動しますが、今回のキャンターはイモビライザーが搭載されているためこの時点ではエンジンはかかりません。
イグニッション(エンジン始動用の鍵穴)部分で金属キーを回すと写真のイモビライザーマークが点滅するのですが、このマークが光るってことは鍵と車体のIDが認証されてないってことです。
コンピューター発掘&イモビライザー登録
ギザギザの鍵が完成したらいよいよイモビライザー登録を行うのですが、キャンターは専用登録機を使って『ピコピコ』って方法では登録できません💦
コンピューターを発掘して直接データを弄ります。
こちらが車体から取り外したコンピューター。
コンピューターを外したら中の基盤を弄っていよいよイモビライザー登録。で、終わったら再度車体に取り付け。
んでもって鍵を回せば〜
エンジン始動です♪イモビマークもIDが認証された証として消灯しています👍
費用・作業時間・出張エリア
費用&作業時間
キャンターの鍵紛失に掛かる費用と作業時間はイモビライザーの有無で大きく異なります。
イモビライザー非搭載の場合
●総額¥1万5千円〜¥2万3千円+税「出張エリア/夜間早朝によって変動」
●作業時間は約20分〜30分
イモビライザー搭載の場合
●総額¥4万5千円〜¥5万5千円+税「出張エリア/夜間早朝によって変動」
●作業時間は約40分〜1時間
出張対応エリア
出張対応エリアもイモビライザーの有無で異なります。
●イモビライザー非搭載の場合
千葉県|茨城県|埼玉県の一部
●イモビライザー搭載の場合
千葉県|茨城県|埼玉県|東京都|神奈川県|福島県|栃木県の一部
年式によっては対応不可
【三菱ふそう キャンター】の鍵紛失によるイモビライザー登録ですが、現時点では今回のFE7・8系しか対応しておりません💦
新しいFBA/FEA・B・C系やFDA・B/FEC・D/FGA・B系は対応しておりません。何れ対応可能になるとは思いますので、その際は当記事を編集しておきます🙇