ベンツCクラス(W206)のインロックでご依頼
こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です。
今回は、現行のCクラスベンツ(W206)の鍵を車内に閉じ込めた「インロック・インキー」とご依頼頂き、解錠作業に出張対応してきましたのでその紹介です✍
車両全体の写真だけ撮れなかったためWikipediaから拝借。
今回のベンツは令和3(2021)年に生産販売が開始されたCクラスの現行モデル。
現行Cクラスがとんな鍵穴(シリンダー)になっているのか知りませんが、現行Sクラス(W223)のインロックは何度も経験しているので大丈夫でしょう!
ちなみに下の写真が新しいCクラス(W206)で使われているベンツ純正スマートキー。作業完了後、車内からスマートキーを救出して撮影しました。
鍵穴は助手席側のドアハンドルの裏
現場到着後、運転席側(右ハンドル)のドアハンドル付近を探すも鍵穴が無い。
結果、助手席側のドアハンドルを持ち上げた裏に隠れていました。外車お馴染みの鍵穴かくれんぼです。
この助手席側の鍵穴っていつも怖いなって思います!助手席側を壁に寄せて停める方って多いと思うのですが、そんな時にインロックしたりバッテリーが上がってしまうと弊社ではもうお手上げです💦💦
ピッキングにはちょびっと自信がありますが、壁にベタ付けでスペースが無いとそもそもピッキングをすることが出来ません…
今回はスペース十分でした🙌
ドアハンドルを引っ張った裏の右下付近に鍵穴(シリンダー)があります。
いやこれユーザー様が不便過ぎるって!下手したらメカニカルキー(非常解錠用の鍵)でボディに傷付いちゃうじゃない…
何で鍵を開けるのにカバーを割る心配をしたり、ボディを傷つけないか心配しなきゃ…
ん、文句ばっかでごめんなさい😱
ゴムボールとピッキングで無傷解錠
作業に入る前に、まずは念には念をでマスキングテープで鍵穴周りを養生します。ドアハンドルの裏に鍵穴がある場合、予期せぬ場所で道具が触れる可能性がありますので💦
養生できたらピッキングを行うのですが、ドアハンドルの裏に鍵穴が設置されているため、ドアハンドルを引いた状態をキープする必要があります。
そんな時に役立つのがゴムボール⚾️
久々過ぎて空気が減っていましたが、こんな時のために空気入れも作業車に積んでおります!
で、ピッキングを開始して約20分。ようやく鍵穴がくるりと回りました。
鍵が開く最後の瞬間だけ重いですが、少し力を入れたら『カチャッ』と回って開きました!
解錠後は道具を外す→ドアハンドルを一度元の位置に戻す→再度ドアハンドルを引っ張っればドアが開きます👍
W206のシリンダー情報
今後、CクラスベンツW206のインロック「鍵の閉じ込め」案件は増えると思いますので、備忘録として情報を残します。同業者様の参考にもなればと思います。
- 鍵穴(シリンダー)は助手席側のドアに設置
- 鍵穴の型番はSクラスベンツ(W223)と多分同じ内溝キー/ウェーブキー
- 鍵穴の向きは通常時が横向き
- 進行方向(今回は反時計回り)に回すと開く
- 回りきる最後の瞬間だけ重い
- W223と同じでバネが効いていないため、1度回せば勝手に戻ってこない
また、時間が経ってから当ブログを書いているためはっきり覚えていませんが、確か下側のピンがとにかく見づらい💦逆に上側のピンは割と見やすくなってました。
費用・作業時間・出張エリア
今回と同じCクラスベンツ(W206)のインロック解錠に掛かる費用・作業時間・対応エリアは以下の通りです。
●出張費や夜間料金
柏市&流山市:¥0円
上記以外のエリア:弊社(千葉県柏市西原)から片道1kmにつき¥100円+税
※夜間料金(21時以降)は別途¥5千円+税
●作業料金
¥18,000円+税
●作業時間
約10分〜30分(雨だと更に時間掛かると思います)
●対応エリア
主な出張対応地域は千葉県・茨城県・埼玉県の一部ですが、別途出張費+お時間を頂戴できるのであればその他近郊もお伺い致します。
ベンツはCクラスも高難易度に
ベンツはSクラス(W223)とマイバッハだけ高難易度のイメージでしたが、Cクラスもほぼ同じレベルに進化していました。他のシリーズも新型は難しくなっていきそうです!
もしかしたら現場で当たってないだけで既に難しくなっているのかもしれませんが…
「助手席側に人が入るスペースがある」&「雨が降っていなければ」ピッキングで解錠可能です!雨は以前Sクラスで大変な目に遭ったので苦手意識が😱
雨もそこまで強くなければ大丈夫です!多分!!
ベンツの鍵(スマートキー)を車内に閉じ込めたインロック・インキーでお困りの方は、お気軽にお電話下さいませ🙇
ピッキングで傷付けることなく解錠致します!