こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
今回は当社でも頻繁にご依頼頂く「レクサス」についての総合ページを作成しました。
鍵やスマートキーを全て紛失した時の対応方法・費用・時間(納期)について詳しく掲載しますので、同様のトラブルでお困りの方は参考にして頂ければと思います。
- ディーラーに依頼した方が良いのか
- そもそも鍵屋で対応できるのか
- 金額「費用」はどの位かかるのか
- 納期・作業時間はどの程度掛かるのか
そういった疑問全てにお答えします!
レクサスの種類とスマートキーの種類
レクサスは1989年にアメリカで販売がスタートし、2005年から日本でも販売が開始されました。トヨタ自動車の高級仕様車ですね。
そんなレクサスもかなりの種類があります。車種や年式が変わるとスマートキーの種類も変わってきます。
レクサスの種類
●セダン
LS,GS,GSF,IS,HS,ES
●SUV
LX,RX,NX,UX,LBX
●クーペ
LC,RC,RCF
●ハッチバック
CT
●MPV
LM
●BEV(電気自動車)
RZ,UX300e
既に生産中止になったレクサスもありますが、今後も新しい車種が増えていくと思われます。
完全に日本で浸透しましたし、実際に外を走ると当たり前のようにレクサスを見掛けるようになりました。
スマートキーの種類
レクサスで使われている鍵(スマートキー)の形は基本的に以下の4種類。どのタイプを紛失したかで費用が変わってきます。
レクサスの鍵紛失案件で、当社が過去1番使っているスマートキー。車によっては2ボタンだったり、トランクボタンの表記が異なります。また物によって中の基盤が異なります。
上のスマートキーよりも年式が新しいレクサスに使われております。こちらも『スマートキー1』同様にセダンやSUVなどでボタン表記が変わってきます。
レクサスLS460や600の後期で使われているスマートキー。見た目や触り心地もどんどん高級感が増してます。スマートキー本体も非常に高いです!
新しいレクサスLS500などの一部で使われているスマートキー。このスマートキーを紛失してしまうと今までは対応不可でしたが、新しい登録方法を発見して対応可能になりました!
全種類常備しているつもりですが、レクサスのスマートキーは見た目が全く同じでも、中の基盤が違うといったことが頻繁にあります。
それぞれ互換性がないため、全種類・全型番を常備するのは結構大変です💦お客様もネット(ヤフオクやメルカリ)等で中古品を購入する際は十分ご注意下さい。
※純正スマートキーの販売やスマートキーの追加登録のみは対応しておりません。
新しいスマートキーを作るまでの流れ
レクサスの鍵は年式・車種・型式に関係なく全てプッシュスタートを指で押してエンジンかけるスマートキー&イモビライザーが全車標準搭載
※US仕様は除きます
イモビライザー+スマートキーが搭載されているため、他メーカーの車のようにドアの鍵穴から金属キーを作製しただけではエンジンがかかりません。
イモビライザー登録/スマートキー登録をすることによって、初めて点火機能が働きエンジンが始動する仕組みになっています。
ここから現場で新しいスマートキーを作るまでの流れを、簡単ではありますが紹介させて頂きますm(__)m
ドアの鍵を無傷開錠
レクサスの鍵(スマートキー)を全て紛失した場合、基本的にはドアの鍵が施錠されて開けられないため、まずは開錠作業を行います。
※レクサスは年式・車種に関係なく、全て内溝キー/ウェーブキーという防犯性の高いものが使われております。
開錠方法は2通り✌
- ピッキングによる解錠
- レクサス専用治具による解錠
どちらの方法でも無傷で解錠できますが、レクサス専用治具を使った方が単純に早い!
またこの後に金属の鍵「メカニカルキー」を作製することを踏まえると、ピッキングよりも専用治具で開けた方が次が楽になるため弊社では基本的に専用治具を使って開錠します。
鍵穴に不具合があったりして道具が使えない場合はピッキングで開けます。
メカニカルキー作製
メカニカルキーとは、バッテリーが上がったりスマートキーの電池が切れた際、ドアの鍵をアナログ式に開け閉めするための非常用の鍵のことです。
普段はスマートキーに『カチッ!』と挿し込んであり、1度も使ったことがないという方も多いと思いますが、これが無いと非常時にドアを開けられなくなる危険があります。
メカニカルキーの作製方法は、解錠した時「鍵穴を回した時」のシリンダー内部の段差を数値化し、数値化したデータをコンピューターマシンに『ピコピコ』入力するだけ。
※レクサス専用治具で解錠すると、ピッキングよりも簡単に数値化できます。
あとはコンピューターマシンが自動で鍵を削ってくれるのを見守るだけです!
手動のキーマシンでも作製することはできるのですが、コンピューターマシンの方が早くて精度の高いメカニカルキーができます。
※動きは滑らかで純正同様の仕上がりです。
イモビライザーとスマートキー登録
メカニカルキーだけではエンジンをかけられないため、ここからレクサスのコンピューターにスマートキー登録/イモビライザー登録を行って完全復旧させます。
登録方法は2通り✌
- 専用テスターで簡単登録
- コンピューターを取り出して登録
専用テスターを使えば、内装をどこも弄ることなく簡単に『鍵データ』を吸い出すことができます。その鍵データを元に在庫しているレクサス純正スマートキーを再登録すれば完全復旧♪
機械も年々レベルアップしています(^^)
しかし!年式・型式によっては簡単に『鍵データ』を吸い出せないよう対策されています。
そんな時はレクサスの内装を少しバラしてコンピューターを取り外し、そのコンピューターに専用の機械を繋いで直接データを編集していきます。
スマートキー登録/イモビライザー登録が終われば、ようやくエンジンかかります!鍵を紛失する前の状況と同じです(^^)
尚、当社が使用するスマートキー本体は全てレクサス純正品です。
後になって不具合が起きることはありませんし、弊社がお渡ししたスマートキーを元に、ディーラー様や鍵屋さんでスペアキーを追加登録することもできますm(__)m
費用・作業時間・出張エリア
レクサスのスマートキー作成に掛かる費用
レクサスの鍵を全て紛失した状態からのスマートキー登録復旧に掛かる費用は、年式によって登録方法が異なるため費用も異なります。
●スマートキー作成費用
費用:総額¥5万円~¥7万円+税
※レクサスの車種・スマートキーの種類・前期or中期or後期・出張場所・夜間早朝で幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせ願います。
作業に掛かる時間(納期)
レクサスの種類・年式・データを簡単に吸い出せるかなどで変動するため、事前にはっきりした時間をお伝えするのは難しいのですが、基本的には約30分~1時間あれば完了します。
部品は常備しているため納期はありません。
1時間の幅を頂けるのであれば事前予約も承っております。
出張対応エリア
●基本的な出張エリア
千葉県・東京都・埼玉県・茨城県・神奈川県・福島県・栃木県の一部
●上記エリア以外のお客様
上記エリア以外にお住まいの方でお困りの方は一度ご相談下さい。別途出張費は掛かりますが、ディーラー様や大手鍵屋様もより安く対応できる可能性があります。
また上記エリア以外はフリーダイヤルが繋がらない設定のため、以下の事務所直通の番号までお電話お願い致します。
ディーラーと鍵屋に依頼した時の違い
レクサスのスマートキーを全紛失した状態から新しく作成するには、基本的にレクサスディーラー様か対応している鍵屋どちらかに依頼をする必要があります。
それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
レクサスディーラー様の場合
- 費用は車種によるが約¥20万円~¥30万円
- 部材の発注が必要なため納期は約1~2週間
- 車検証の情報から部品を発注するため、鍵が閉まって車検証を取り出せない場合はどこかに開錠依頼をする必要あり
- 指定工場で作業するためレッカー移動が必須
- 車種・年式・型式など関係なく確実に対応できる
鍵屋KOロックの場合
- 費用は車種によるが総額¥5万円~¥7万円+税「他社の料金設定は知らないため当社の場合」
- 部材発注はないため作業時間のみ。約30分〜1時間
- 鍵が閉まっていてもその場で開錠できるため、開錠依頼を別で依頼する必要がない
- レッカー移動は不要
- 年式によって対応できない可能性
- 出張エリアが限られる
基本的にレクサスのスマートキー作成であれば、鍵屋に依頼した方が安く早く済みます。ただし現行モデルなど全ての年式に対応している訳ではありませんので、そういった場合はレクサスディーラー様に依頼する必要があります。
また弊社は千葉県柏市に事務所を構える出張鍵屋に当たるのですが、全国に支店がある訳では無いためどうしても対応エリアが限られてしまいます。
費用と納期に大きい差が生じる理由
何故ディーラー様と鍵屋でここまで金額や納期に差がつくのかと言うと、コンピューター交換をするかしないかの差です。
レクサスやトヨタのイモビライザー搭載車の鍵を全て失くしてしまうと、ディーラー様ではイモビライザーやスマートキーのコンピューターを新品に交換することで復旧させます。
このコンピューターの部品代がとにかく高く、コンピューターの設置場所も基本的には大量のコネクターや内装を外した奥深く。
部品代に作業工賃を加えるとどうしても高くなってしまうのです。また新品コンピューターを発注して取り寄せする必要があるため、どうしても納期(約1〜2週間)が発生してしまいます。
それに対し、イモビライザー登録に対応している鍵屋の場合はコンピューターを交換する必要がありません。新品に交換しなくても、お伺いしたその場でデータの書き換えができます。
イモビライザーデータの書き換え/コンピューターの初期化/スマートキーのリセットなどは、専門の鍵屋だけが出来る専門技術です!
コンピューター交換をする必要がないため、結果的に安くて早い対応ができるのです。
悪徳鍵屋の存在
ディーラー様ではなく鍵屋に依頼をする場合は、何社か電話することをおすすめします。
近年《悪徳鍵屋のぼったくり》が頻繁に新聞やネットニュースで取り上げられるようになってきました。
- 『費用は¥3万円~です』
- 『詳細は現場に行かないと分かりません』
- 『ドアを開けるだけでエンジンかかるレクサスがあります』
平気で嘘をついたりあり得ない安さで受注し、現場で何十万円も請求するといった悪質な手口が増えています。
最低料金¥○○円~に引っ掛からず、必ず確定金額や上限金額の確認をして下さい。
上限を聞いても答えられない鍵屋は非常に危険ですので、別の会社を探すことをおすすめします。
大手だから安心なんてことはありません✋
令和年式の新型レクサスも対応可能!
現時点では全国の多くの鍵屋さんが対応不可としている、レクサスLS500やレクサスESなどで使われている左の写真のスマートキー作成も対応可能です。
令和4年3月に新しい登録方法を発見し、今までお断りしていた現行モデルもできるようになりました。
しかしながらこのスマートキーは見た目が全く一緒でも基盤違いが複数存在し、全てを在庫することは非常に難しくなっております。
どの年式・グレード・オプションだとどのスマートキーが使われているかなどを詳しく調べることができないため、もしかするとお客様のレクサスで使われているスマートキーの基盤は持っていない可能性があります。
現場まで出張した結果、弊社の在庫不足等の理由で対応できなかった際はお金は¥1円も頂きませんが、お客様の貴重な時間を費やしご迷惑をお掛けしてしまう可能性が御座います。
在庫の方も頑張っておりますが、予めご理解ご了承頂ければと思います。