こんばんは、鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
今回は、レクサスLSの鍵を紛失したとご依頼頂き出動してきたのでその紹介です。スマートキー登録に掛かる費用・時間(納期)・対応方法について詳しく解説しますので、同様のトラブルでお困りの方は参考にして頂ければと思います。
レクサスLS600hのスマートキーを失くした案件
- レクサスLS600h Fスポーツ
- イモビライザー搭載車
- プッシュスタートのスマートキー仕様車
- 年式は訳あって不明
ご依頼理由は割愛しますが、レクサスLSの全てのスマートキーが失くなってしまったため、現場まで出張して0から鍵を作製して欲しいとご依頼頂きました。
ただ、今回訳あってレクサスの年式がはっきり分からない状態…
これがちょいとネックで、あまりにも新し過ぎる年式だとレクサスの車体からスマートキーのデータを抜き出すことができません。
スマートキーデータを抜け出せないと登録作製することもできません。
なのでお客様には正直にそのままお伝え。
もちろん対応できなかった場合は出張費含めて¥1円も頂きません。
対応できた場合は総額¥○万円です。他の鍵屋さんにも電話して見積り取ることをお勧めします。
すると、
他社には万が一できなくても諸経費がもろもろ掛かると言われてしまいました。
と即答。
あ、既に何社か電話されていたのですね(笑)
レクサスLS600とLS460は年式でスマートキーが違う
現場でお客様と合流し、レクサスを拝見させて頂くと新しい顔のレクサスが停まっています!
その場で弊社が所持しているLS用のスマートキーを2種類見て頂き、どちらのタイプのスマートキーを使っていたか確認するとやはり後期タイプ。
ちなみに後でスタッフに調べてもらったところ、レクサスLS600とLS460は平成24(2012)年9月までは前期・中期の旧型スマートキーで、平成24(2012)年10月からは後期の新型スマートキーみたいです☝
レクサスLS前期&中期のスマートキー
左の写真のスマートキーはレクサスLS460&600の前期と中期で使われているものです。一般的なスマートキーで、LS以外でもこのタイプのスマートキーを使っている方が一番多いかと。
レクサスLS後期のスマートキー
左の写真のスマートキーはレクサスLS460&600の後期で使われているものです。見た目からして高級感がアップしてますし、触り心地も良くなった感じがします(笑)
LS500の新型スマートキー
こちらはLS500の新型スマートキー。このタイプは新し過ぎてデータを抜けませんが、令和4年3月に新しい登録方法を発見したため上手くいけば登録できるかもです!
※前期・中期|後期|LS500で使われているイモビライザーのIDは違うためそれぞれ互換性はありません。
イモビライザーは全車標準装備
レクサスLSはスマートキーの種類に関係なく、全てイモビライザー(盗難防止システム)が標準装備。
イモビライザーとは、キーと車両のIDが一致した場合のみエンジンが始動する防犯システムのこと。車両の盗難を防いでくれる役割がある反面、イモビライザー搭載車のキーを失くすと費用が高くなります。
レクサスLSのスマートキー登録手順
スマートキーが1つも無い状態から、どのような作業で新しく作製するのかを簡単に解説していきます。
ドアの解錠作業
ドアの鍵が閉まっていると何も作業できないため、まずは運転席側のドアシリンダーから鍵を解錠します。
解錠するには主に3つの方法があります。
- ピッキングによる鍵穴からの解錠
- 解錠治具を使った鍵穴からの解錠
- 差し金を使ったドア枠の隙間から強制解錠
どの方法でも解錠することは可能ですが、③はドアやドア枠に少なからず傷や歪みが生じる可能性があります。
運転席側が壁にべったりと横付けされ鍵穴からの解錠が不可能で、事前にお客様の承諾を得られた場合のみ③で解錠しますが、それ以外は安心安全な①か②で解錠します。
非常解錠用の鍵「メカニカルキー」を作製
ドアシリンダーを解錠した後は、そのまま鍵穴内部の段差データを読み取ります。
その後、段差データをコンピューターマシンに入力すれば、すぐに機械が自動でメカニカルキー/エマージェンシーキーを作製してくれます。
コンピューター制御なので精度は純正同様です♪
レクサスディーラー様の場合は、メカニカルキー/エマージェンシーキーを鍵番号から取り寄せるため数週間を要しますが、弊社はその場で削るため納期がありません。
※普段からメカニカルキー/エマージェンシーを使ってドアの鍵を開け閉めする方はいらっしゃないと思いますが、スマートキーの電池が切れたりバッテリーが上がった際、鍵を開け閉めするのに必要です。
スマートキーとイモビライザー登録
メカニカルキーが完成したら車内に入り、登録機械をレクサスLSに繋いでコンピューターにアクセス。そのまま鍵データ「イモビライザー/スマートキー」を吸い上げます!
吸い上げが成功すればできたも同然!吸い上げたデータを元に、弊社が在庫しているスマートキーをお客様の車両に新しく登録します。
何の問題もなくスマートキー登録完了!!無事にエンジン始動しました(^^)
最後に、登録したスマートキーに先ほどコンピューターマシンで作製したメカニカルキーを挿し込めば完全復旧!紛失する前の状態と同じです!
ちなみに今回は主にLS後期について記述しましたが、LS前期も過去に何度も作業していますので、お困りの方はお任せ下さい!!
ディーラーと鍵屋の差は?
レクサスLSの鍵「スマートキー」を全て紛失してしまった場合、新しくスマートキーを作るにはディーラー様か鍵屋のどちらかに依頼をする必要があります。
どちらでも対応できるのですが、実は金額や納期に大きい差があります。知らないと損します。
レクサスディーラーに依頼した場合
まず、レクサスディーラー様に『鍵を全て紛失したので新しいスマートキーを登録してください』と依頼しても、上記のような方法ではスマートキーを作製できません。
何故なら、上で記述したイモビライザー登録やスマートキー登録の技術は鍵屋専用だからです!
ディーラー様の場合、イモビライザーコンピューター・スマートキーコンピューター・鍵穴を新品に交換して復旧する流れになります。そしてこのコンピューターが非常に高額!!
車体や年式で使われているコンピューターが違うため、はっきりした見積り金額は直接ディーラー様に電話して確認した方が間違いありませんが、弊社がお客様から現場で聞く限りでは約¥20万円〜¥30万円。
納期は、型番を調べてからコンピューターもろもろ発注するため約2週間。
お客様からすれば鍵紛失しただけで!?と思うかもしれませんが、それだけレクサスはセキュリティが強化されているのです。
ちなみに、ネットでディーラーで数万円でスマートキー登録してもらった等の記事を見かけることがありますが、あれはスペアキーを登録した場合の金額です。1つでも失くさず持っていれば簡単に数万円で2個3個と追加登録できますが、全て紛失してしまうとコンピューター交換が必須です。
鍵屋KOロックに依頼した場合
鍵屋KOロックではレクサスディーラー様のようにコンピューターを新品に交換しなくても、既存のコンピューターを利用してスマートキー登録が可能です。
また鍵屋なのでその場でドアの鍵を解錠したり、鍵穴を覗いて「メカニカルキー/エマージェンシーキー」を作製することができます。
以下は弊社にご依頼頂いた場合の費用や時間です。
●費用と時間
費用:総額¥5万円~¥7万円+税「前期or中期or後期・出張場所・夜間早朝で変動」
時間:約30分〜1時間
●出張対応エリア
千葉県・茨城県・埼玉県・東京都・神奈川県・福島県・栃木県の一部
※上記の金額は鍵屋KOロックに直接ご依頼頂いた方のみとさせて頂きます。自信があるからこそ他社様と違って上限金額を掲載してます。
悪徳鍵屋には要注意!
最後に注意喚起させて頂きます。
ネットで¥3万円〜などと謳っているものの、実際は¥10万,¥20万と請求する悪質な鍵屋が多数いますので十分ご注意ください。(結果ディーラー様より高額になることも)
悪徳業者の特徴は、ホームページ上で確定金額や上限金額を決して掲載しません。とにかく安い最低金額『¥○○円〜』だけを掲載して集客します。
電話で見積りを取る際は、必ず上限金額の確認をしてください。上限を答えられない鍵屋は非常に危険ですので他の会社をお勧めします。
とりあえず関東なら鍵屋KOロック「ケーオーロック」にお電話を!!
レクサスLS460・LS600・LS500の鍵「スマートキー」紛失なら、東京都・千葉県・茨城県・埼玉県・福島県・神奈川県・栃木県の一部に出張対応しております。
お困りの方はお気軽にお電話くださいませm(__)m