日野 デュトロの鍵を全て失くした案件
こんばんは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
今回は日野トラック【デュトロ】の鍵紛失によるイモビライザー登録に出張してきましたのでその投稿です。
費用や時間についても詳しく掲載しますので、鍵をなくしてお困りの方は参考にして頂ければと思います。
- 車種:日野 デュトロ「24Vトラック」
- 年式:平成22「2010」年11月
- 鍵穴:ギザギザの刻みキー
- 防犯:イモビライザーあり
※デュトロは平成19(2007)年12月からイモビライザーが全車標準装備
日野と聞くと、CMの『トン、トン、トン、トン、日野の2トン』が勝手に頭に流れます。今の若い方は知らない?
僕だけですかね👀
平成19年12月以降はイモビライザーが標準装備
今回のデュトロは平成22年式でイモビライザーが搭載されているため、単純な金属キーを作っただけでは点火機能が働かずエンジンがかかりません。
※デュトロは平成19年12月からイモビライザーが全車標準装備
エンジンを始動させるには、コンピューターに新しいイモビライザーチップのIDを書き込む必要があります。
イモビライザーに対応していない鍵業者に依頼をしてもエンジンをかけることはできませんので、年式が平成19年12月以降の場合は【イモビライザー登録】に対応している鍵業者に依頼する必要があります☝️
作業の流れ
ここからどのようにして新しい鍵を作成するのか、簡単に順を追って解説します。
ドアの解錠
デュトロは年式問わず全てギザギザの刻みキーが使われております。そのためピッキングでサクッと解錠♪
そういえば、最近の新しいトラックに付いてるM382(ハーフ入り)だとピッキングで開きません。段差読みからの鍵作製・インプレッションで確実に開けることはできますが、ピッキングに比べると時間掛かります💦
うちの技術不足なのか新型M382ハーフは改良されているのか…
段差読み取り&キー作成
解錠に成功したらそのまま段差データを読み取り、キーマシンで鍵を作製。
ディーラー様の場合は【鍵番号/シリンダー番号】を元に鍵を取り寄せしますが、弊社のような鍵屋であれば鍵穴を覗いたその場でデータを収集できます。
読み取った段差データが合っていれば、ドアとエンジンが回る鍵の出来上がりです。(この時点では鍵は回ってもエンジンはかかりません。)
イモビライザー登録
今回のデュトロは24Vトラックなので、テスターも24V用を使ってイモビライザー登録をしていきます。
今回は初年度登録年月「年式」が平成22年11月なので、普通に考えればイモビライザーIDは《Gチップ》??
とりあえず《Gチップ》を試しますがうんともすんとも…
予想と外れて若干焦りましたが、通常のチップで無事に登録できました✨これでようやくエンジン始動です!!
トラックは依頼が少ないため未だに情報を確立できていません😅地道に現場経験を積むしかないですね!
費用・作業時間・出張エリア
デュトロの鍵紛失に掛かる費用・作業時間・エリアは、イモビライザーの有無で大きく変動します。
●イモビライザーなしの場合
・総額¥1万5千円~¥2万円+税「出張エリアで変動」
・作業時間は約30分前後
・出張エリアは千葉県|茨城県|埼玉県の一部
●イモビライザーありの鍵挿しタイプ
・総額¥3万5千円~¥4万5千円+税「出張エリアで変動」
・作業時間は約30分〜50分
・千葉県|茨城県|埼玉県|東京都|神奈川県|栃木県|福島県の一部。
●イモビライザーありのスマートキー
エンジンを始動させる際につまみ「ツイストノブ」を回すスマートキーの場合、現時点では弊社の機械では対応ができません。対応可能になりましたらここの記載も変更いたします。
※夜間(21時以降)は別途¥5千円+税
※上記の金額は鍵屋KOロックに直接お電話頂いたお客様のみとさせて頂きます。
鍵屋に依頼した時のメリットとデメリット
今回のデュトロ含め、トラックの鍵を失くしてディーラーさんに依頼をしても即日対応はできません。
レッカー移動+車両をしばらく預ける形になりますので、費用も掛かりますし預けている期間は車を使えない損害も生じます。
でも我々のような出張鍵屋であれば、即日その場でエンジンかかる鍵を作ることが可能です!仕事でトラックを使えないという被害も最小限で抑えることが出来ます!!
しかし、鍵屋には【ぼったくり業者】がものすごく多いのが現状です。弊社のようにホームページに上限金額を掲載している会社は1割もありません。
格安の¥◯円〜(から)は当てになりませんので、必ず電話で確定金額を確認するようにして下さい。電話をしても料金をはっきりと答えられない会社は大変危険です。
鍵をなくさないのが一番ではありますが、もし紛失してお困りの際は鍵屋KOロック「ケーオーロック」にお任せくださいませm(__)m