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古いBMWをインロックしてドアが開かないトラブル
こんにちは鍵屋ＫＯロック「ケーオーロック」です☆
ワールドカップ日本代表ですが、スペインを破り決勝トーナメントへ進みましたね！おめでとうございます！！
そんな決勝リーグ進出を决めた昨日、相方スタッフとスタッドレスタイヤを探しに某タイヤショップへ行ってみると超限定的なパネルが。
1日限定のパネルを作るとは相当サッカー好きな人がいるお店なのですかね😂
さて今回は、【BMW 3シリーズ】のインロック解錠に出張してきましたのでその紹介です✍
まずは実際のお車がこちら。
- メーカー：ＢＭＷ
- シリーズ名：３シリーズ E30
- 年式：昭和57(1982)年〜平成6(1994)年まで販売
- 鍵の形状：ギザギザの刻みキー
- ハンドル：輸入車により左ハンドル
僕と同年代のお車です！ここまで古いBMWに当たったのはいつ以来か思い出せません…
ご依頼内容はインロックによる解錠作業。助手席側の鍵を開け、荷物(鍵も含めて)を車内に入れてドアを閉めたら勝手に施錠してしまったそうです！
鍵の向きが運転席側と助手席側で異なる
お客様と合流し、とりあえず鍵穴の確認(運転席側と助手席側)をさせて頂くとそれぞれ向きが違う。
何だか横向きって嫌な予感がします…
ピッキングでどちらの鍵穴も解錠可能ですが、何となく普段慣れている縦向き(助手席側)の方がやりやすそう！ということで早速鍵穴をピッキング！
で、約5分ほどで無事に鍵穴が回りました♪しかし何故か20度〜30度くらいしか回らない。
車内の鍵を開け閉めする「ポチッ」とするのは上に飛び出ていますが、ドアハンドルを引いても開かないのです。
何か方法があるのかしら？と思っていろいろ試した結果、鍵穴を進行方向に20度〜30度回した状態のままドアレバーを引いたら開きました。
なんだかオートロック付きの鍵を開けるときのような使い方です！
あ、ドアを開けた状態の写真だけ撮り忘れました💦
鍵が短いドライバー
今回お客様はこの状態からドアを閉めたらまた勝手に施錠したと仰っていたため、とりあえず車内から鍵を救出します。
そんな救出した鍵がこちら。
※ギザギザ部分は防犯上の都合からモザイク加工してます。
鍵と言うよりも見た目は短いドライバー。
知識がなさ過ぎてこんな鍵あるんだ！と普通にびっくりしましたが、後で相方スタッフに聞いたらこの辺りの年式の鍵ではよく上記のように改良される人が多かったとか👀
国産車に比べてかなり強く回さないといけないため、純正の鍵だとすぐにプラスチック部分が割れてしまうようです。それでドライバーのように回しやすい形をしていたのですね🐵
インロックした原因を調査
インロックによる解錠作業はこれで完了ですが、時間に余裕があったため今回何故インロックしたのかお客様といろいろと検証することに☝
まずはお客様が当初仰っていたように、助手席側のドアを普通に閉めてみます。鍵は閉めずにただドアを閉めます。
すると、本当にドアが開かなくなりました。まさにオートロック！
鍵をすぐに救出しといて正解でした。ちなみに開け方はピッキングした時と同じで、鍵を進行方向に20度〜30度ほど回した状態のままドアレバーを引くと開きました。
そして、トランク方向に20度〜30度ほど回すと車内の鍵を開け閉めする「ポチッ」とするのが下に引っ込みました。
んーよく分からない！！！
お次は助手席側ではなく、運転席側の鍵穴「シリンダー」で検証。
僕が現着した時から鍵穴は横向きになっていましたが、鍵を挿して進行方向に回したら90度『カクンッ！』と動いて縦向きに。しかし鍵は開かず、そこから更に20度〜30度ほど進行方向に回したら鍵が開きました！
鍵を閉める際は、トランク方向に90度(鍵穴が横向きになるまで)回すと施錠しました。
もしかして！！！
そこから更に検証をして今回インロックした原因が分かりました！が、分かりづらいし見るのしんどいと思うので興味のない方はスルーして下さいm(_ _)m
今回のＢＭＷでインロックした原因
まず結果から話すと、今回勝手に鍵が閉まったのは運転席側の鍵穴が横向きになっていたのが原因でした。
運転席側の鍵穴が縦向きになっている場合は、助手席側の鍵穴はオートロック状態になっておらず、1度鍵を開ければ勝手に閉まることはありませんでした。
しかし運転席側の鍵穴が横向きになっている場合は完全施錠状態？的なモードに入り、助手席側のドアを開けるのに鍵を挿して回しながらドアレバーを引く動作が毎回必要に。
完全施錠状態？的なモードに入ることなく運転席側から鍵を施錠したい場合は、一度横向きになるまで鍵を『カチャ』と回し、そこから今度は縦向きになるまで鍵を進行方向に回せばOKでした。
縦向きになっている状態から更に進行方向に鍵穴を回すと解錠してしまいますが、縦向きにするだけだと鍵は開かない仕組みです。
分かりづらいですよね💦説明が下手ですみません。けど本当にこれ説明が難しいのです(TT)
尚、この症状が他の同年式のBMWにも通用するのかは分かりません。もしかしたら今回のBMWがそういう仕様に改造されていたのかもしれませんし、劣化して起きた症状なのかもしれません。
よって、これ見たけど開かないやんけ！てクレームは無しでお願いします🥺
費用・作業時間・出張エリア
BMWの鍵をインロックした際の開錠に掛かる費用や時間は、使われている鍵の形状「ギザギザキーorウェーブキー」で料金が異なります。
●ギザギザキーしている刻みキーの解錠
費用：総額￥1万5千円＋消費税
時間：作業時間は平均5〜10分
●ウェーブキー・内溝キーの解錠
費用：総額￥1万8千円＋消費税
時間：作業時間は平均5分〜20分
●ドアの隙間から解錠(鍵の形状問わず)
費用：総額￥1万8千円＋消費税
時間：作業時間は平均10分〜1時間
●出張対応エリア
千葉県｜茨城県｜埼玉県の一部
※鍵穴が壊れている場合や、バッテリー上がりで鍵を回しても解錠できない場合はドアの隙間からしか解錠できない可能性が御座います。
※上記の費用は鍵屋ＫＯロックに直接ご依頼頂いたお客様のみとさせて頂きます。
今回は【ＢＭＷ ３シリーズ】の鍵開け作業でしたが、シリーズ・年式・モデルに関係なくＢＭＷのインロックでお困りの方は鍵屋ＫＯロック「ケーオーロック」にお任せ下さいませ♪
と書いてますが、最新のBMWの鍵穴が物凄い位置に付いてる写真を発見。これテンションすら固定できなそう…😱
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