技研サムラッチ錠の交換に出張
こんばんは!鍵屋KOロックです☆
本日現場へ行く途中、あまりにも積乱雲がかっこよく絶景だったのでうっとりしてしまいました☺️
細田守監督の映画に出てくる感じだなーと思い、スタッフに電話して教えて上げようとしたらまさかのスタッフも同じこと思ってました!笑
細田守監督おそるべし!そしてこれが今話題のシンクロニシティってやつですかね!ちょっと違うか。
鍵屋によって対応は全く違う
さて今回は、久々に【技研 サムラッチ錠】の加工交換に出張してきましたのでその投稿です✍
※サムラッチ錠とは、親指でピョコピョコする部品を押し下げながらドアを開けるタイプの錠前です。
実は今回のお客様、最初別の鍵屋さんに見積りをお願いしたそうなのですが、『これは廃番で交換は不可能だからドア交換で最低¥20万円は掛かりますね〜』と言われたらしいです。
お客様が断ろうとすると、『ホームページでは見積り無料になってますが、今回はネジ外して廃番かどうか調べたので¥9千円になります。』と。
後出しで金銭を請求するのは汚いようにも思いますがお客様は渋々お支払い💦
その後、本当にドア交換するしかないのかネット検索したところ、弊社が過去に似たような作業してるのを見つけて下さりご依頼頂きました。ありがとうございますm(_ _)m
※類似記事は2021年3月にホームページが壊れた際に消えました(TT)
ドアを交換する必要は御座いません。実際に廃盤で同じ規格の部材は入手できませんが、ドアに穴を開ける加工を施せば他メーカーに交換できます☝
すぐに部品を問屋に発注し、数日後やっと届いたので交換しに行ってきました🚙💨
作業はひたすらドアの加工
今回、サムラッチ錠の上側に本締り錠が単体で付いているタイプでしたが、上側はそのまま使うとのことでしたので作業は下側のサムラッチ錠のみです!
まずはサムラッチ本体や錠前ケースを全てドアから外して空っぽの状態にします。
初めて技研のサムラッチ錠のケースを見たときびっくりしましたが、技研はラッチケースとデッドケースがそれぞれ別なんですよね😅
空っぽの状態にしたら、後はひたすらドアの内側・外側・側面(フロント)をドリルやサンダーで穴を加工していきます!!
ちなみに!技研からMIWA製に交換する場合、錠前ケースのビスピッチが若干変わります。どちらか片方のネジを固定するともう片方は既存の穴と僅かに干渉するため、新しくタップ切ってネジ山を作ることもできません💦
そこで助けられるのが【うさぎ金具】。正式名称わからないので勝手にそう呼んでますが、これでもう片方もしっかりネジで固定できます👍
※恐らく次作業する時にビスピッチが違うことを忘れてると思うので備忘録も含めて書いてます。
ドアの加工が終わったらストライク(受け金具)も加工します!まあこれは穴を繋げるだけの簡単な作業ですが😅
完成写真がこちら!!
土台のプレートで穴を全て塞いでくれます♪
内側はこんな感じ!
完璧な仕上がりですね♪
お客様も大変喜んで下さいました(^^)/
費用・時間・エリア
費用
廃番になった技研のサムラッチ錠を他メーカーに交換する場合、交換するメーカー・型番・上側の鍵穴も交換するか・出張場所などで費用は異なるのですが、弊社の場合は総額¥5万円〜¥6万円+税で作業することが多いです。
※お電話を頂いた後、ドアの内側・外側・側面のお写真をメールで送って頂ければ細かくお見積り致します。
単純なドライバー1本で済む鍵交換と違い、加工をそれなりに施す必要がある+サムラッチ錠は部品代が高いので正直これ位は見て頂きたいです…
もちろん他の鍵屋さんと相見積もりはたくさん取って頂いて構いません👍
作業時間
作業時間も交換するメーカー・型番・上側の鍵穴も交換するか・ドアの材質が木製orアルミ製でそれなりに変動しますが、あまりやらない作業ってのもあるので約2時間前後は余裕を持って見て頂きたいですm(_ _)m
出張エリア
技研 サムラッチ錠の加工交換に対応しているエリアは千葉県|茨城県|埼玉県の一部です。
同様のトラブルでお困りの方は、是非とも鍵屋KOロックにお任せ下さいませ!!