GOAL V18「米国UL防犯規格UL437」をピッキングで解錠

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難易度MAXのV18シリンダー

こんばんは鍵屋KOロックです☆

相変わらず仕事が安定しない今日この頃。コロナの第3波が来たとかニュースでやってますし、仕事量が安定するまでまだまだ時間が掛かりそうです…

まあそもそもうちに「安定」なんてあってないようなもんですが♪w

 

さて!今回もまたまたV18シリンダーについての研究結果についての投稿です✍ちょいと専門的なことなので、一般の方は見てもつまらないかと(TT)

まず、【米国UL防犯規格(UL437)】ってご存知ですか?

僕は鍵屋のくせに今まで全く聞いたことがなく、今回勉強して初めてこの存在を知りました💦お恥ずかしい…

実は先日、いつものようにV18のピッキング練習でもするかー!とシリンダーを手にして気付いたのですが、今まで見たことない「UL」の文字が表面に掘られているではありませんか!(もしかしたら今まで見ても特に気にせずスルーしていただけかもしれませんが…💦)

実際のシリンダーが下の写真です。

GOAL V18シリンダー「米国UL防犯規格(UL437)」
GOAL V18シリンダー「米国UL防犯規格(UL437)」

GOALのGの文字の左下に「UL」とあります。

また別の場所にはシールが貼ってありました。

V18に「米国UL防犯規格(UL437)」のシール
V18に「米国UL防犯規格(UL437)」のシール

見た時は何か書いてあるな!位の気持ちで特に気にもしていなかったのですが、ピッキングをしてみるとあまりの難しさに泣きそうになりました。

『いつものピンの入り方と全然違う!!』

ULとは?

一旦ピッキングを中断して調べてみると、ULとはアメリカの保険会社の協会が1894年に設立した非営利法人Underwriters Laboratories Inc.の略称で、世界で最も権威ある安全試験及び製品の検定証明機関とのこと。

そこで厳しい防犯試験(ピッキングテスト、インプレッションテスト、ドリリングテストを含む8種類のテスト)・耐久・耐食試験に合格した製品のみが「UL」の称号を得られるみたいです!

ちなみにGOAL社は2002年にV-LXシリンダーV-LG錠「BS64mm」が日本のロックメーカーとして初めて認定されてました。

ちなみにGV24は現時点で認定されておらず。

という感じなのですが、僕が過去に何度か見てきたV-LXには「UL」の記載が無かったように思います。また新品で在庫しているV-LXも確認しましたが「UL」の記載なし。

発注方法が違うんですかね??

この辺はGOALをよく取り扱ってる鍵屋さんの方が詳しいかと💦

とりあえず自分が一番気になるのは、「UL」の記載ありなしで内部の作りが少なからず変わるのかどうか!!

Vはほとんどピッキングで回せるようになったつもりでいたのですが、今回のUL表記のVだけ異様に難しい。

単純に難しい配列なのか作りがそもそも違うのか…

ピッキングでは開かない?

ピッキングで開くのか?開かないのか?についてですが、結果的にピッキングで回りました!壊れずに360度1回転も確認したので回しさえすれば解錠までいけます。

ただ右回し・左回しに共に1時間近く粘ってようやく回ったので、現場で使えるレベルではありません(TT)凄腕鍵屋さんならもっと短時間で回せるかもですが。

V-18「UL437」をピッキングで開錠
V-18「UL437」をピッキングで開錠

やはり新しいことにチャレンジしていくと、分からない点や新しい発見がありますね💡

鍵屋としても勉強させられる今日この頃です!

とりあえずコロナで仕事が落ち着いている今のうちに、ピッキング技術を極められるとこまで極めていこうと思います☝

待ってろ「U9」!!

GOALのディンプルキー「UL437」をピッキング開錠
GOALのディンプルキー「UL437」をピッキング開錠

 

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