こんばんは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です☆
今回はトヨタの超人気車種である【 ランドクルーザー】&【ランドクルーザープラド】&【ランドクルーザーシグナス】の鍵やスマートキーを全て紛失した場合、鍵屋やディーラー様ではどの様な対応になるのか!金額はどのくらい掛かるのか!等を詳しく解説したいと思います。
イモビライザーの有無を確認
ランドクルーザー・プラド・シグナスの鍵を全て失くした場合、イモビライザーの有無によって費用が大きく異なります!!
まずはお客様の車にイモビライザーが搭載されているかをご確認下さい。
※イモビライザーとは盗難防止機能の一種
平成12年から全車標準で搭載
100系は「平成10年1月~平成14年8月」まで販売されていたため、100系の途中からイモビライザーが搭載されたことになる。
90系の平成12年8月からオプション搭載
120系の平成14年9月から全車標準で搭載
平成11年1月からオプション搭載
平成12年5月から全車標準で搭載
年式や型式も全く分からない方はメーターやナビ周辺を見て下さい。下の写真のように【赤い鍵マーク】が点滅している場合はイモビライザーが入っている可能性大です!!
●イモビライザーが入ってない場合
イモビライザーが入っていなければ単純な金属キーを作製するだけでエンジン始動しますが、イモビライザーが入っているとただの金属キーではエンジンをかけることができません。
車体のコンピューターに新しい鍵のIDを記憶「登録」させることで、初めてエンジンがかかる仕組みになっています。
ちなみにランドクルーザーは種類・年式・型式・ガソリン車・ディーゼル車などによってイモビライザーのシステムが異なり、それに応じて登録方法も異なります。
通常の4C/4Dもあれば特殊な4C/4Dも存在し、イモビライザーに対応している鍵屋さんでもランクルは避けているとこが多いです。
作業の流れ
ランドクルーザーの鍵は大きく分けて2種類存在します。
- 鍵を挿してエンジン始動させる鍵挿しタイプ
- プッシュボタンを押すスマートキータイプ
どのような作業で新しい鍵(スマートキー)を作るのか、それぞれ簡単に解説していきます。
鍵挿しタイプをなくした場合
まずは初代から使われている鍵挿しタイプについて説明します。
ドアの鍵開け
ランクルに限らず、鍵紛失の場合は基本的にドアの鍵が閉まっている状態なので、まずは解錠作業からスタートします。
ランクルは年式によってギザギザの刻みキーか内溝キー/ウェーブキーか分かれますが、全て問題なく解錠可能です!
強いて言えば既に廃盤になった「MT2」と呼ばれる型番だけ少しだけ厄介?対策しないでピッキングすると壊れる構造になっています。
鍵の作製
鍵を解錠したら、そのままドアとエンジンを回せる金属キーの作製を行います。
これも特に型番関係なく全てその場で作製可能です!尚、弊社ではコンピューターマシンを使ってブランクキーを切削しますので、純正レベルの見た目と精度で完成します!
イモビライザー登録
エンジンとドアをスカスカ回せる金属キーが完成したら、最後に一番大事なイモビライザー登録を行います。
このイモビライザー登録がランドクルーザーは他の車種と違ってちょいと厄介💦簡単にサクッと登録できるタイプもあれば、バラし作業が必須のタイプもあります。
中にはチップのサイズが大きかったり、チップの固定方法が特殊だったり、データが特殊だったり、、、
一筋縄では攻略できません(ToT)
弊社では現時点で2タイプのデータを攻略しており、今3タイプ目に挑戦しているところです。
情報が少なく常に試行錯誤しながらですが、頑張ってイモビライザー登録します(^-^)/
登録が完了すれば点滅していた「鍵マーク」も消灯しようやくエンジン始動です!!
スマートキーをなくした場合
弊社では新しいランドクルーザーで採用されている、「プッシュスタートボタン」を押してエンジン始動させるスマートキータイプにも対応しています。
※プッシュスタートタイプのランドクルーザーはイモビライザーの搭載が確定です。
スマートキーの種類
ランドクルーザーとランドクルーザープラドは、年式によって使われているスマートキーが異なります。
※写真をクリックで大きく表示できます。
●ランクル200系&プラド150系の前期〜中期
こちらはランクル200系の前期〜中期(H19年〜H27年7月)、プラド150系の前期〜中期(H21年〜H29年8月)で使われていた初期型のスマートキーです。
●ランクル200系後期の前半
こちらはランドクルーザーの200系後期の前半(H27年8月〜H29年6月)で使われていたスマートキーです。ハリアーやプリウスアルファでも使われいる形状です。
●ランクル200系後期の後半〜300系
こちらはランドクルーザー200系後期の後半(H29年7月)から使われているスマートキーです。正確には300系(R3年8月〜)と若干の違いがあります。
●プラド150系の後期
こちらはランクルプラド150系の後期(H29年9月〜)で使われていた純正スマートキー。形状が50系プリウスのスマートキーと同じ型です。
スマートキー登録作製の流れ
スマートキーを全紛失した場合の大まかな流れは、《ドアの解錠》→《メカニカルキーの作製》《スマートキー&イモビライザー登録》です。
専用テスターを繋いで既存データを吸い出すことで、コンピューターを交換することなく新規にスマートキー登録ができます。即日でエンジン復旧です!
●メカニカルキーもその場で作製
スマートキー作製の場合は、非常解錠用の金属キー「メカニカルキー」もその場で作製します。ディーラー様と違い、鍵番号は必要ありません。
スマートキーについて詳しくはこちらの関連記事をご参照下さい→ランクルプラドのスマートキー紛失登録
ディーラーと鍵屋の違いは?
鍵屋の場合
ここで説明したランクルのイモビライザー登録やスマートキー登録ですが、これらは全て鍵屋のみが扱える特殊技術です。
鍵屋はディーラー様と違ってコンピューターを交換しなくてもエンジン始動が可能です。
ドアの解錠・鍵の作製・イモビライザー登録やスマートキー登録など、エンジンが復旧するまでの作業を全て一括して対応することできるのです!
注)中には対応できないのを知った上で現場へ行き、出張費だけ回収する悪徳鍵屋や、電話で伝えた見積り金額の何倍もの費用を請求するぼったくり鍵屋も存在しますのでご注意下さい。
ディーラー様の場合
ディーラー様にご依頼すると、イモビライザー搭載車の場合はコンピューターの新品交換が必須です。
このコンピューターがとても高いので、費用は¥10万超えコース&取り寄せに納期も掛かるため即日対応とはいきません。
またドアの解錠や指定工場までのレッカー移動など、ディーラー様とは別に依頼をする必要も御座います。
費用・作業時間・エリア
費用と作業に掛かる時間
ランドクルーザー|プラド|シグナスの鍵紛失やスマートキー紛失に掛かる費用は、年式・鍵の種類・イモビライザーの有無・スマートキーの有無で大きく変動します。
●鍵挿しタイプ「イモビなし|ギザキー」
費用:総額¥1万5千円~¥2万3千円+税
時間:約20分〜30分前後
●鍵挿しタイプ「イモビなし|内溝キー」
費用:総額¥2万5千円~¥3万円+税
時間:約30分〜1時間
●鍵挿しタイプ「イモビあり|ギザ&内溝キー」
費用:総額¥4万円~¥6万円+税
時間:約40分〜1時間半
●スマートキー「車種・年式・型式による」
費用:総額¥4万5千円~¥7万円+税
時間:30分〜1時間
※出張エリア・夜間早朝・イモビIDの種類・登録方法・内装バラしの有無・スマートキーの種類などで費用に幅がありますので、確定金額は電話にてご確認下さい。
出張可能エリア
●イモビライザーなしの場合は千葉県|茨城県|埼玉県の一部に対応。
●イモビライザーありの場合は千葉県|茨城県|埼玉県|東京都|神奈川県|栃木県|福島県の一部に対応。
別途出張費を頂戴できるのであれば、近くの他県も頑張りますのでまずはお気軽にお問い合わせ下さいm(__)m
ランドクルーザーの鍵紛失でお困りの方は、鍵屋KOロック「ケーオーロック」にお任せ下さい♪
早く!安く!出張対応いたします!!