こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
今回は、スバル「SUBARU」の人気車種であるフォレスターの鍵トラブルについての紹介です。
金属キー・イモビライザーキー・スマートキー・アクセスキーを全て紛失した際の費用や時間について、実際の作業事例を元に詳しく解説します。お困りの方は参考にして下さい。
フォレスターの型式やイモビライザーの有無
フォレスターに限ったことではありませんが、鍵やスマートキーを全てなくした場合、イモビライザーの有無によってどこに依頼したとしても費用が大きく変わります。
よってお客様の車両にイモビライザーが搭載されているかどうかの確認が重要です。
- 初代:SF5/SF9型
年式:1997年2月~2002年2月まで販売 - 2代目:SG5/SG9型
年式:2002年2月~2007年12月まで販売 - 3代目:SH5/SH9/SHJ型
年式:2007年12月~2012年11月まで販売 - 4代目:SJ5/SJG型
年式:2012年11月~2018年7月まで販売 - 5代目:SK5/SK9/SKE型
年式:2018年7月~販売
フォレスターは、2代目「SG系」の途中である平成17(2005)年からグレードやオプションによってイモビライザーが搭載されています。
年式や型式が分からなくても、プッシュスタートボタンを押してエンジン始動せるスマートキー/アクセスキー仕様なら、イモビライザーは搭載確定です。
※イモビライザーとは盗難防止装置の一種で、搭載されている場合はイモビライザー登録「ICチップの認証」を行わないと点火機能が働かず、エンジンがかからない仕組みになっています。
作業の流れ(鍵の種類別)
フォレスターの鍵は大きく分けて鍵挿しタイプ(イモビなし)・鍵挿しタイプ(イモビあり)・スマートキーの3種類。
どのタイプを紛失したかで作業内容が異なりますので、ここでは種類別に簡単に説明致します✍
鍵挿しタイプ(イモビライザーなし)の場合
鍵の種類
●ギザギザしている昔ながらの刻みキー
イモビライザー非搭載のフォレスターであれば、単純な金属キーを作製するだけでエンジン始動します。こちらはギザギザしている刻みキータイプなのでキーマシンで切削します♪
●ウェーブキー/外溝キー
こちらは外溝キー/ウェーブキーと呼ばれるセキュリティが高くなった鍵です。ギザギザ用のキーマシンでは切削できないので、専用の縦彫りマシンやコンピューターマシンを使います。
その場で鍵を削って作製
ドアの鍵をピッキングで解錠し、そのまま鍵穴内部を専用スコープで覗いて段差データ(削る深さや位置)を収集。
最後にブランクキー(削る前の鍵)を読み取ったデータ通りに削り起こせば作業完了です!
出来上がった鍵を挿して回せばエンジン始動します(^^)
鍵挿しタイプ(イモビライザーあり)の場合
鍵の種類
●ギザギザしている昔ながらの刻みキー
イモビライザーが搭載されている場合は、持ち手部分が黒色のプラスチックになっている鍵を使います。中に専用のイモビライザーチップが入ってます。こちらは刻みキータイプ。
●ウェーブキー/外溝キー
こちらはイモビライザーキーの外溝キー/ウェーブキー仕様。同様に持ち手部分にイモビライザーチップを埋め込んで、車輌へ登録する必要があります。
鍵作製&イモビライザー登録
ドアの解錠&鍵作製はイモビライザー非搭載の場合と全く同じです。
ただし、イモビライザーが搭載されている車両では、このまま鍵を回しても点火機能が働かずエンジンが始動しません。
専用テスターをフォレスターに繋いでコンピューターへアクセス。そのまま新しいチップの情報を記憶「イモビライザー登録」させることでエンジンが始動しました。
スマートキー(イモビライザーあり)の場合
スマートキーの種類
●3代目(SH5/SH9/SHJ型)のスマートキー
フォレスターのスマートキーは年式別に3種類存在するのですが、こちらは3代目(SH5/SH9/SHJ型)のH19年〜H24年で使われているスマートキー。ボタンが細いのが特徴です。
●4代目(SJ5/SJG型)前半のスマートキー
こちらは4代目(SJ5/SJG型)H24年〜の前半に使われいるスマートキー。トヨタのSAIやマークXと見た目は一緒ですが、裏側のロゴがスバルになっています。
●4代目後半〜5代目(SK5/SK9/SKE型)のスマートキー
こちらは4代目後半&5代目(SK5/SK9/SKE型)で使われているスマートキー/アクセスキー。今までよりも大きくなり、メッキ部分が出来たりと高級感が増しました。
※弊社では全てスバル純正品を常備しております。
※部品販売のみやスペアキーの追加登録のみには対応しておりません。
ドアの開錠とメカニカルキー作製
どの種類のスマートキーを紛失した場合も同じですが、まずはドアの鍵をピッキングで解錠してそのままメカニカルキー/エマージェンシーキーを作製します。
鍵穴を覗いて作製できますので、鍵番号は分からなくても大丈夫です(^^)
※メカニカルキーとは非常解錠用の鍵のことで、スマートキーの電池が切れたりバッテリーがあがった際、ドアの鍵を解錠するのに必要となります。
イモビライザーとスマートキー登録
メカニカルキーが完成したらフォレスターの車体からコンピューターを取り外して鍵データを編集。年式によってはコンピューターを脱着せずにいけます。
最後に在庫しているスマートキーをかざしてイモビライザー登録&スマートキー登録を行います。
登録が完了すれば無事にエンジン始動!スマート機能やリモコン機能も元通り全て復旧しました♪
※上の写真はフォレスター「SJ5/SJG型」のスマートキーを2つ登録した時のものです。
金額・作業時間・出張エリア
復旧に掛かる金額
フォレスターの鍵紛失に掛かる費用は、鍵の形状・イモビライザーの有無・スマートキーの有無で大きく異なります。
●鍵挿しタイプ(イモビなし・刻みキー)
総額¥1万5千円〜¥2万円+税(出張エリアで変動)
●鍵挿しタイプ(イモビなし・ウェーブキー)
費用:総額¥2万5千円~¥3万円+税(出張エリアで変動
●イモビライザーありの鍵挿しタイプ(一部のみ対応)
総額¥3万5千円〜¥4万5千円+税(鍵の形状・出張エリアで変動)
●スマートキーの紛失作製
総額¥4万5千円〜¥5万5千円+税(スマートキーの種類・出張エリアで変動)
※夜間(21時以降)は別途¥5千円+税
※上記の金額は鍵屋KOロックに直接ご依頼頂いたお客様のみとさせて頂きます。安い自身があるからこそ下限〜上限を記載しております。
悪質なぼったくり業者による料金トラブルが多発しています。格安の最低料金のみを掲載しているサイトにはご注意ください。
作業時間
作業時間もイモビライザーの有無・スマートキーの有無で変動するのですが、過去の経験から約30分〜1時間半見て頂ければ全作業が完了します。
部品は全て常備しているため納期はありません。
お急ぎのご依頼はもちろん、1時間の幅を頂けるのであれば事前予約も承っております。
出張対応エリア
出張エリアはイモビライザーの有無で変動します。
●イモビライザー非搭載の場合
千葉県/茨城県/埼玉県の一部
●イモビライザー搭載の場合
東京都/千葉県/茨城県/埼玉県/神奈川県/栃木県/福島県の一部
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