こんにちは鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
今回は【ダイハツ タント】の鍵やスマートキー(キーフリーシステム)を紛失した時の対応方法・価格・納期(時間)などについて詳しく解説していきます。
同様のトラブルでお困りの方は参考にして頂ければと思います。
型式 | 年式(生産販売時期) |
---|---|
初代(L350S/L360S型) | 2003年11月〜2007年12月 |
2代目(L375S/L385S型) | 2007年12月〜2013年10月 |
3代目(LA600S/LA610S型) | 2013年10月〜2019年7月 |
4代目(LA650S/LA660S型) | 2019年7月〜 |
※タントカスタムは通常のタントと同時期に販売。タント ファンクロスは表の4代目の時期から登場。
タントエグゼについては別の専用記事をご確認ください→タントエグゼの鍵やスマートキーを紛失した方
タントのイモビライザー確認方法
まず最初に知っておいて頂きたいのですが、タントの鍵(スマートキー)を全て紛失した場合、イモビライザーの有無で復旧に掛かる費用が大きく異なります。
※イモビライザーとは盗難防止システムの一種
イモビライザーが搭載されている場合は取り外しても解除することができないため、専用の機械を使った登録作業が必要になります。
価格が異なる上に対応できる鍵屋さんもかなり絞られるため、ご自身のタントにイモビライザーが搭載されているか否かを知ることは非常に重要です。
メーカーや車種によっては判別方法が難しいのですが、タントのイモビライザーの有無はエンジン始動用の鍵穴(イグニッション)を見れば簡単に判別できます。
※タントカスタムとタントファンクロスも同じ方法で判別可能です。
- ツイストノブ式:イモビライザーあり
- プッシュスタート式:イモビライザーあり
- 鍵挿しタイプ:イモビライザーなし
●ツイストノブ「イモビライザー搭載」
ツイストノブ式はエンジン始動用の鍵穴に写真のような「黒色のつまみ」が付いてます。キーを挿し込まなくてもスマートキーが近くにある状態でつまみを捻ればエンジンがかかります。
●プッシュスタート「イモビライザー搭載」
プッシュスタート式はエンジン始動用の鍵穴が写真のように元々付いておりません。スマートキーが近くにある状態でプッシュスタートボタンを指で押せばエンジンがかかります。
●鍵挿しタイプ「イモビライザー非搭載」
「つまみ/ツイストノブ」や「プッシュスタート」が設置されておらず、エンジン掛ける際に鍵を差し込んで回すタイプはイモビライザーが入っておりません。
※スマートキーのことをダイハツでは【キーフリーシステム】と呼びますが、ここでは一般的に認知されているスマートキーで説明します。
新しい鍵やスマートキーを作成する流れ
タントの鍵やスマートキーを全て紛失してしまった状態から、どのようにして新しい鍵(スマートキー)を作成するのかを、鍵の種類別にそれぞれ簡単に紹介します。
鍵挿しタイプの場合(イモビライザーなし)
●作業手順は《ドアの開錠→キー作製》
ピッキングでサクッとドアシリンダーを開錠し、鍵穴内部の配列を読み取り、キーマシンで読み取った配列通りにブランクキーを削れば作業完了!
イモビライザーが入っていないため、あっという間にエンジン始動します。
ダイハツディーラー様の場合は鍵番号/シリンダー番号を調べ、その番号を元にキーを取り寄せしますが、弊社の場合は番号が不明でもその場でデータを取って作成できます。
ツイストノブ式のメインキーやスマートキーの場合(イモビあり)
●作業手順は《ドアの解錠→鍵作製→イモビライザー登録やスマートキー登録》
金属キーを作成しただけではエンジンがかかりません。と言うよりも、イモビライザー登録をしないとセキュリティロックが掛かっていてツイストノブを回すことすらできません。
イモビライザー登録を行うことによって初めてツイストノブが回せるようになり、エンジンがかかる仕組みになっています☝
ツイストノブ式は登録方法が2通り
弊社はどちらも部品を常備しておりますので、お客様ご希望の方で登録作製が可能です。
『A』メインキーの登録作製
スマートキーに比べると安いですが、リモコン機能やスマート機能が一切使えません。ドアの鍵を開け閉めする際も毎回鍵を挿して回す必要があります。
『B』スマートキーの登録作製
鞄やポケットにスマートキーを入れておくだけでドアの鍵を開け閉め可能。エンジンを始動させる際も指でつまみを回すだけ。写真以外にもタントのスマートキーはいくつか存在します。
※新車を購入するとメインキーとスマートキーがそれぞれ付いてきますが、中古で購入された場合は経験上どちらか1つしかないことが多いです。
イモビライザー登録の流れ
1,ピッキングでドアの鍵を無傷解錠
まずはピッキングでドアの鍵穴を弄って解錠します。
※当鍵屋は針金などで使用して鍵を開けることはありません。
2,ギザギザ部分のキー作製
開錠状態のシリンダーを覗いてピンの段差を数値化。そのデータを元にブランクキー(削る前の元になるキー)を削りドアが回る鍵を作製。
3,イモビライザー登録
専用登録機「テスター」でタントのイモビライザーデータを初期化。初期化が済んだらイモビライザー/キーフリーの登録。
イモビライザー登録が完了するとツイストノブが解除され、『クルッ!』と回せばエンジン始動します(^^)
ちなみにイモビライザー登録で使用するメインキーやスマートキーはダイハツ純正品なのでご安心下さい!
後日トラブルが起きる心配はありませんし、後々、ダイハツディーラー様でメインキーやスマートキーのスペアキーを追加登録することも可能です。
プッシュスタート式スマートキーの場合(イモビあり)
●作業手順は《ドアの解錠→メカニカルキー作製→イモビライザー登録&スマートキー登録》
まずはピッキングでドアシリンダーを開錠し、非常解錠用のメカニカルキーを作製。バッテリー上がりやスマートキーの電池が切れた際、ドアの鍵を開け閉めするのに必要になります。
メカニカルキーだけではエンジンをかけることができないため、ここから専用テスターを使ってコンピューターの鍵データにアクセス!
一度初期化状態にし、そのままイモビライザー&スマートキー登録を行えば作業完了♪
エンジン始動します😁
費用と作業時間(鍵の種類別)
タントの鍵作成やスマートキー登録に掛かる費用と時間は、鍵の種類でそれぞれ異なります。詳しくは以下の通りです。
●鍵挿しタイプ(イモビライザーなし)
●費用は総額¥1万5千円~¥2万3千円+税
●作業時間は約20〜30分
●ツイストノブ式(イモビライザーあり)
メインキー・スマートキーどちらを作成するかで費用が異なります。
『A』メインキー登録
●費用は総額¥4万円~¥5万円+税
●作業時間は約30〜40分
『B』スマートキー登録
●費用は総額¥4万5千円~¥5万5千円+税
●作業時間は約30〜40分
●新型以外のプッシュスタート式(イモビライザーあり)
●費用は総額¥4万5千円~¥5万5千円+税
●作業時間は約30〜40分
主に2013年10月〜2019年7月のLA600S/LA610S型で使われています。
●新型タントのプッシュスタート式(イモビライザーあり)
●費用は総額¥4万8千円~¥5万8千円+税
●作業時間は約30〜40分
2019年7月以降のLA650S/LA660S型で使われているスマートキーです。
※出張エリア・夜間早朝で費用に幅があるため、確定金額は電話にてお問い合わせ願います。
※エンジン始動可能な鍵(スマートキー)が1つでもある状態からのスペアキー作成、また追加登録のみは対応しておりません。
格安の最低料金しか掲載していないサイトにはご注意ください。現場で高額請求をする悪徳業者が多く存在します。
出張対応エリア
対応エリアはイモビライザーの有無で変動します。
●イモビライザーなしのエリア
千葉県・茨城県・埼玉県の一部
●イモビライザーありのエリア
千葉県・茨城県・埼玉県・東京都・神奈川県・栃木県・福島県の一部
【タント・タントカスタム・タントファンクロス】の鍵作成やスマートキー登録であれば、初代~現行モデルまでグレードやオプションに関係なく全て対応可能です。
鍵(スマートキー)をなくしてお困りの方は、鍵屋KOロック「ケーオーロック」にお任せくださいm(__)m
確かな経験と明朗会計で出張解決いたします!!