こんにちは、出張専門鍵屋KOロック「ケーオーロック」です!
春の陽気で暖かい日が増えてきた今日この頃ですが、車内クーラーが故障し、常に温風が出る作業車に乗ってる相方スタッフには地獄そのもの。
気温によっては暑さでぶっ倒れそうになっているため、急ぎで作業車を購入することに!早ければ今月末には納車なので、それまでぶっ倒れないことを祈ります😱
スカイセーフ金庫の開錠&キー作成に出張対応
さて今回は、【SkySafe金庫】の鍵を全て紛失したとご依頼頂き、開錠&新キー作成に出張対応してきましたのでその紹介✍
実際に作業してきた金庫がこちら。

- ブランド:SkySafe(スカイセーフ)
- メーカー:日本アイ・エス・ケイ(旧キング工業)
- 金庫の種類:家庭用金庫
- 鍵穴:ギザギザの刻みキー
- ダイヤル:固定変換ダイヤル
- 今回使用したブランクキー:H206番
- 今回使用したサンプルキー:F30番
- 状況:ダイヤル番号は揃っている状態でキーを全紛失

SkySafeは日本アイエスケイ株式会社様が製造していた金庫ですが、現在SkySafeブランドは製造されていません。
作業の流れを解説
今回どのような作業で解錠やキー作成を行ったのか、ここから簡単に作業の流れを解説します。
鍵穴をピッキング解錠
まずは金庫を開ける解錠作業を行うのですが、今回ダイヤル部分は揃った状態でテープで固定されている状態。
ちなみに、今回のようにダイヤル部分をテープで固定しているお客様は意外と多くいらっしゃいますが、地震や移動させる時の振動で内部のダイヤルが回ると開かなくなってしまいます。
念には念をでダイヤル番号はしっかり管理しておくことをお勧めします☝️
鍵穴(シリンダー)をピッキングで回しても開かない時はダイヤル番号も解読する必要があるのですが、今回ダイヤル番号はズレていなかったためすんなり開いてくれました♪
尚、鍵穴(シリンダー)は家庭用金庫で最も見かける4ピンシリンダーだったのですが、同様のタイプであれば基本3分あれば開きます😉

シリンダーを脱着
ここから先は鍵屋さんによって作業方法が異なりますが、僕の場合は基本的に鍵穴(シリンダー)を外し作業車で鍵を作ります。
理由はキーマシン(鍵を削る機械)を乗せた作業車と金庫の間を何度も往復するのが面倒時間が掛かってしまうからです🥺
という訳で今回も金庫本体からシリンダーを取り外し。

必要なデータを収集
作業車にシリンダーを持ってきたら、ブランクキー(削る前の元になる鍵)を選定したり、鍵作成に必要な段差&ピッチデータを読み取ります。
今回選んだブランクキーは【H206番】で、サンプルキーは【F30番】。削る深さは雰囲気。

キーマシンでブランクキーを削る
必要なデータ全てを読み終えたら実際にブランクキーを削っていきます。
で、大抵は何回か削ってスムーズに回る鍵ができるのですが、今回は運良く一発でスカスカ回る鍵が完成!
段差を読みやすいラッキーシリンダーでした👍

鍵が完成したらシリンダーを金庫に固定し、動作チェックをして問題がなければ任務完了です🙇
料金・作業時間・出張エリア
今回と同じSkySafe金庫の解錠やキー作成に掛かる料金や時間は以下の通りです。
●出張費と夜間料金
- 柏市&流山市は¥0円
- 上記以外の千葉県,茨城県,埼玉県は弊社(柏市西原)から片道1kmにつき¥100円+税
- 夜間(21時以降)は別途¥5,000円+税
●ギザギザの刻みキーの解錠のみ
作業料金:¥10,000円+税
作業時間:約3分
●ギザギザの刻みキーの解錠&作成(今回)
作業料金:¥15,000円+税
作業時間:型番によるが約30分〜1時間あれば90%以上は作成可能
●4枚羽ダイヤルの解錠(一部に穴開け&修繕)
作業料金:¥18,000円+税
作業時間:約15分
●4枚羽ダイヤルの解錠(完全手探り)
作業料金:¥23,000円+税
作業時間:約15分〜1時間
※ダイヤル解錠の場合、一部に穴開け&修繕で開けるか、穴をあけない完全手探りで開けるか選んで頂けます。
SkySafe(スカイセーフ)金庫であれば、鍵やダイヤルの解錠はもちろん、今回のように鍵穴から新しいキーを作成することも可能です!
お困りの方はお気軽にお問い合わせ下さいませ🙇
